JR東日本秋田支社はこのほど、男鹿駅の移転にともない、羽立~男鹿間の営業キロ・運賃計算キロを変更すると発表した。新駅舎を使用開始する7月1日以降、新たな営業キロにより計算した運賃に変更。運賃計算キロが0.3km短縮される。

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営業キロ・運賃計算キロの変更後、土崎~男鹿間の普通運賃は670円から580円に、八郎潟~男鹿間は840円から760円に変わるなど、男鹿駅を発着とする場合の運賃が一部安くなる。男鹿線内相互発着の普通運賃は変更されないとのこと。

定期乗車券も価格が変わり、通勤1カ月定期は秋田~男鹿間が2万1,710円から2万1,390円、土崎~男鹿間が1万8,980円から1万7,490円になるなど、一部区間で従来より安くなる。男鹿線内相互発着区間の定期運賃については、二田~男鹿間の通学定期運賃のみ安くなる。

なお、事前に購入した乗車券類で、変更後も運賃が変わらない区間についてはそのまま利用できる。営業キロ・運賃計算キロの変更にともない運賃が安くなる区間の乗車券類については「移設後以降にお求めください」としている。