「WiMAXは無制限で使えるの?」「速度制限は一切ないの?」と気になっている方は多いでしょう。
せっかくWiFiを申し込むなら、速度制限を気にする必要のない使い放題がいいですよね。
結論から申し上げると、WiMAXは”ほぼ”無制限で使うことができます。
「ほぼ」という理由は、少しだけ速度制限が設けられているためです。
この速度制限の内容をしっかりと押さえておけば、どなたでも使い放題感覚でWiMAXを利用できますよ。
今回は、WiMAXの無制限プラン「ギガ放題」の実態に迫ります。
何が無制限なのか、わずかながら存在する速度制限は厳しいものなのかどうか、この記事ですべてわかります!
WiMAXは「ほぼ無制限」で使える
WiMAXの「ギガ放題」プランは、月間データ量が無制限であり、毎月どれだけデータを使っても、料金が一律です。
ただし、短期間で多くのデータを使ってしまうと、速度制限にかかってしまうこともあります。
しかし、制限後の速度は動画再生も十分可能な程度で、その期間も数時間と短いため、実質的に無制限・使い放題と考えて問題ありません。
WiMAXの無制限プラン「ギガ放題」のメリット
WiMAXのギガ放題プランのメリットは、以下の3つです。
高速な通信を広い範囲で、さらに安価な月額料金で使えます。
料金が安い
ギガ放題の月額料金は、そのほかのポケットWiFiサービスと比べても安く、料金を抑えたい方におすすめです。
安さの秘密は、高額キャッシュバックなどの充実したキャンペーンの存在。
キャッシュバックを加味した実質料金で比較をすると、ほかの無制限サービスよりも遥かに安いことがわかります。
【ポケットWiFi料金比較】
WiMAX(GMOとくとくBB) (無制限) |
ワイモバイル (無制限) |
縛りなしWiFi (1日2GB) |
|
---|---|---|---|
月額料金 | 〜2ヶ月目:3,609円 3ヶ月目以降:4,263円 |
4,380円 | 3,300円 |
事務契約手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 1,000円 |
端末代 | 0円 | 10,800円 | 0円 |
キャンペーン | 28,000円キャッシュバック | なし | なし |
実質料金(3年間) | 122,897円 | 167,100円 | 118,500円 |
実質月額(3年間) | 3,414円 | 4,642円 | 3,292円 |
通信品質が良い
WiMAXで使用される回線は、「WiMAX2+」というWiMAX専用回線であるため、混雑しにくく、安定しやすいという特徴があります。
最大速度は機種のスペックに準拠しますが、オススメ端末の「W06」であれば、下り最大1.2Gbpsと、光回線を超える高速で使用可能です。
ただし、この最大速度はあくまで理論値であり、利用する場所・周辺の環境によって、遅くなることがあります。
使えるエリアが広い
WiMAXが使えるエリアは、日本全国です。
人工カバー率は90%以上であり、国内であれば、ほとんどの地域で契約・利用が可能ということになります。
地方にお住まいの方にも、全国を移動して使用する方にもおすすめです。
WiMAXの無制限プラン「ギガ放題」たった1つの注意点
WiMAXギガ放題プランに関しての注意点は、たった1つ。
冒頭でも触れた速度制限についてです。
2種類の速度制限がある
ギガ放題プランの速度制限は2種類あり、それぞれ条件や解除のタイミングが異なります。
【ギガ放題速度制限】
通常利用でかかる速度制限は、利用の障害にあまりなりませんが、特殊な状況下では、厳しい速度制限にかかることがあります。
①3日間10GB以上使うとかかる軽い制限
通常の使用でかかる速度制限は程度が軽く、すぐに解除されます。
制限の条件は、直近3日間で10GB以上の利用。
上限を超えた日の翌日18時頃から翌2時頃まで、約8時間が制限の期間です。
制限中の速度は1Mbpsと、低速な中でも実用に耐える範囲で、YouTubeなどの動画視聴も画質を抑えれば十分可能です。
LINEでのメッセージや音声通話、メールの送受信も可能であるため、普段の利用において、ほとんど支障はないと考えていいでしょう。
まず、10GBがどのくらいの容量なのか、一般的な用途での例をまとめました。
【10GBでできること】
Webページ閲覧 | 約23,470回 |
---|---|
写真添付メール送信(500万画素) | 約3,330通 |
YouTube再生(360p) | 約1,680分(約28時間) |
Google Map読み込み | 約20,880回 |
ネット音声通話(Skype) | 約17,040分(約284時間) |
これらの操作を3日間で行うと考えると、10GBは、そこまで少ない容量ではないことがわかります。
また、実際に速度制限にかかってしまった場合の1Mbpsで可能な操作は、以下のようなものがあります。
【1Mbpsで可能な操作】
- ウェブページ閲覧
- メール受信
- LINE受信
- YouTube再生
HDや4K・8Kといった高画質動画の再生はさすがに厳しいですが、通常画質であれば、十分再生できます。
ただし、SNSに動画や写真を投稿する操作に関しては、少しもたつきを感じるかもれません。
【速度制限概要】
条件 | 直近3日間で10GB以上の利用 |
---|---|
期間 | 超過日翌日の18時頃から翌2時頃まで |
制限中速度 | 最大1Mbps |
②ハイスピードプラスエリアモードでかかる厳しい速度制限
ギガ放題に設けられている速度制限のうち、「ハイスピードプラスエリアモード」が原因の制限については、十分に注意しなくてはなりません。
この速度制限は、先ほどの「3日間で10G以上」の制限よりも遥かに厳しく、その月の利用に大きく支障が出ます。
制限の条件は、ハイスピードプラスエリアモードで月7GB以上利用すること。
制限後の速度は最大128kbpsで、この制限は翌月まで解除されません。
7GBは、通常の利用でも簡単に到達するほどの容量で、動画視聴をする方は、数日で使い切ってしまうことも珍しくありません。
さらに、制限後の速度は、最大128kbpsと低速。
1Mbpsの約8分の1で、ほとんど使い物にならないといえる速度です。
ハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAXの高速通信モードのことで、通信速度と回線の安定性が向上します。
モード切り替えはWiMAXの端末本体から可能ですが、利用後の切り忘れは致命的。
基本的にはハイスピードプラスエリアモードは使わない、使っても緊急時のみとしておきましょう。
【速度制限概要】
条件 | ハイスピードプラスエリアモードで 月7GB以上の利用 |
---|---|
期間 | 翌月まで |
制限中速度 | 最大128kbps |
完全無制限がいいなら他社も検討

速度制限自体を避けたいという場合は、「完全無制限」を謳う他社サービスを検討したほうがいいかもしれません。
完全無制限WiFiは多数の選択肢がありますが、なかでもおすすめであるのが、「ZEUS WiFi(ゼウスワイファイ)」です。
WiMAXと異なる部分でのメリットは、以下のとおりです。
【ZEUS WiFiのメリット】
- データ量
- 速度に一切の制限なし
- 3大キャリア回線が使えつながりやすい
- 端末そのままで海外利用可能
ZEUS WiFiは、下り回線の最大速度が150MbpsとWiMAXに比べて大きく劣りますが、毎日どれだけデータを使っても、速度制限になることはありません。
また、ドコモ・au・ソフトバンクのスマホ3大キャリアの回線に対応し、最適な回線に自動で切り替えるため、つながりやすさも十分。
別途日額の料金はかかりますが、事前申請不要で世界106ヶ国で利用できるなどのメリットがあります。
【ZEUS WiFi概要】
最大下り速度 | 150Mbps |
---|---|
回線キャリア | ドコモ・au・ソフトバンク |
月額料金 | 〜6ヶ月目:2,980円 7ヶ月目以降:3,280円 |
事務契約手数料 | 3,000円 |
端末代 | 0円 |
実質料金(3年間) | 119,280円 |
実質月額(3年間) | 3,313円 |
WiMAXを申し込むなら無制限プラン「ギガ放題」がおすすめ
WiMAXを申し込むのであれば、ぜひギガ放題を選択しましょう。
ほかには月間データ量に7GBの上限があるプランもありますが、現代の用途では、ほとんどの方が7GBでは不足を感じるはずです。
その裏付けに、実際にWiMAXの契約者の95%以上が、ギガ放題を選択しています。
WiMAXで速度制限にかからず使う方法を伝授!
WiMAXで速度制限にかからないためには、以下の点に気をつけながら利用するといいでしょう。
【WiMAXで速度制限にならないためのコツ】
- ギガ放題を契約する
- ハイスピードプラスエリアモードを使わない
- 3日間で10GB以上使わない
安定した高速通信が可能になるハイスピードプラスエリアモードですが、基本的には使わないほうが無難です。
月7GB以内で上手に使えればとても便利な機能ですが、万が一切り忘れてしまったときのリスクのほうが甚大です。
また、WiMAXの端末では、現在のデータ使用量をディスプレイから確認できます。
直近3日間で示すモードもあるため、こまめに確認し、10GBを超えないように調整しましょう。
WiMAXの無制限プランを最安で申し込む方法
安くWiMAXのギガ放題プランを契約するには、申込窓口の選択が重要です。
また、利用中に速度や安定性が足りなくならないように、端末も最新機種を選びましょう。
【WiMAX申し込み手順】
申し込みから使用開始までは、以上3つのステップで完了します。
①プロバイダ「GMOとくとくBB」から申し込む

WiMAXは、公式のUQをはじめとして、複数のプロバイダから申し込みできますが、「GMOとくとくBB」からの申し込みがもっとも安くおすすめです。
提供される端末のスペックや回線の品質は、どのプロバイダで契約をしても同じであるため、料金の安さを基準に選択しましょう。
安さ重視ならキャッシュバックキャンペーンがおすすめ
GMOとくとくBBでは、最大31,500円のキャッシュバックがもらえ、実質料金が全プロバイダ中、最安です。
【GMOとくとくBBキャッシュバックキャンペーン】
月額料金 | 〜2ヶ月目:3,609円 3ヶ月目以降:4,263円 |
---|---|
契約事務手数料 | 3,000円 |
端末代 | 0円 |
キャンペーン内容 | 最大31,500円キャッシュバック |
実質料金(3年間) | 122,897円 |
実質月額(3年間) | 3,414円 |
専用のキャンペーンページからの申し込みと、後日の受け取り手続きが必要です。
キャッシュバックの受け取り手続きは、端末が発送された月を含む11ヶ月後に到着するメールから行います。
メールは、GMOとくとくBBから付与されるメールアドレスに到着します。
手続きの期限は、メールが到着した月の翌月末まで。
期限を過ぎてしまうと、キャッシュバックは無効となってしまいます。
もらい忘れが心配な場合は、もうひとつのGMOとくとくBBキャンペーン、月額料金割引がおすすめです。
もらい忘れが心配なら月額料金割引キャンペーンがおすすめ
GMOとくとくBBの月額料金割引キャンペーンでは、利用開始月から24ヶ月間割引が受けられます。
還元額はキャッシュバックに及びませんが、受け取り手続きが不要であるため、もらい忘れの心配がありません。
【GMOとくとくBB月額料金割引キャンペーン】
月額料金 | 〜2ヶ月:2,590円 〜24ヶ月:3,344円 〜36ヶ月:4,263円 |
---|---|
契約事務手数料 | 3,000円 |
端末代 | 0円 |
キャンペーン内容 | 月額料金割引(24ヶ月間) |
実質料金(3年間) | 125,641円 |
実質月額(3年間) | 3,490円 |
こちらも、専用の申し込みページからの申し込みが必須です。
割引は月額料金に自動的に反映されるため、特別な手続きは不要です。
②最新機種を選択する
申し込み時の機種の選択では、最新機種を選択するようにしましょう。
WiMAXの端末は、世代が新しいほどにスペックが高く、最大回線速度や速度の安定性を向上させる機能が搭載されています。
持ち運びをするのであれば、「W06」か「WX06」がおすすめ。
自宅のみで使うのであれば、据え置き型の「HOME L02」がより速度の安定性が高く、おすすめです。
③端末が届いたら初期設定をして利用開始する
申し込みから数日〜1週間程度で、WiMAXの端末が到着します。
到着後以下の初期設定をすることで、利用開始できます。
- 端末にSIMカードを挿入する
- 端末を充電・給電する
- ID・パスワードを各機器に設定する
1.端末にSIMカードを挿入する
WiMAX端末とSIMカードがわかれて到着している場合は、まず、SIMカードを端末に挿入します。
端末の電源が切れていることを確認し、SIMカードの金属面に触れないように気をつけましょう。
2.端末を充電・給電する
端末をコンセントに接続し、充電・給電を行います。
3.ID・パスワードを各機器に設定する
パソコンやスマホに、WiMAXのIDとパスワードを設定します。
IDとパスワードは、端末に貼ってあるシールやディスプレイの表示、同梱されていた書面に記載されています。
まとめ
WiMAXを契約するのであれば、「ギガ放題」プランでの契約がおすすめです。
月間データ量無制限であるため、大量のデータ通信が可能、速度制限はありますが軽いものなので、ほぼ無制限感覚で使えます。
ただし、ギガ放題の速度制限には2つの種類があり、ハイスピードプラスエリアモードには注意が必要です。
無制限感覚での利用のために、ハイスピードプラスエリアモードは基本的に使わないようにしましょう。
また、WiMAXの申し込みは「GMOとくとくBB」からの申し込みがおすすめ。
最大31,500円のキャッシュバックがもらえ、最安値での契約が可能です。
ほぼ無制限でWiFiを利用したいなら、お得なGMOとくとくBBからWiMAXの申し込みを検討してみましょう!