JWSTの観測データを用いて、今回122億年前から133億年前までの初期宇宙の銀河の赤外線分光が行われた。画像はうしかい座の方向、129億年前の宇宙にある銀河(赤方偏移z=6.0)。下のグラフは、赤外線分光の1次元スペクトル。大きく突出したスパイクが2か所に見えるが、これが輝線であり、どこの波長にどれだけあるかで、どんな元素がどれだけあるのかなどがわかる。今回は水素に対する酸素の個数比が導き出された。(c)NASA, ESA, CSA, K. Nakajima et al.(出所:プレス向け配付資料)
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