核図表。1つの四角が1種類の原子核を表し、黒は安定核、オレンジと青は既知の不安定核(青は理研で発見・合成されたもの)、緑は中性子ドリップラインの内側にある寿命が長いと予測されている束縛した不安定核(寿命1ナノ秒以上)、ラインの外側の灰色の領域では寿命の極めて短い不安定核が存在しうるが、ほとんどわかっていない領域。直線は魔法数の陽子数・中性子数で、その交差点が二重魔法数核。鉄を超える重元素の合成は、中性子星合体や超新星爆発などで起こるとされ、それをr過程と呼ぶ。その予想反応経路は魔法数の影響を受けるという。また、超重元素領域には未発見の二重魔法数(陽子数114、中性子数184)が予想されており、周囲の不安定核の大海の中で、より安定化した原子核が存在する可能性があることから「安定の島」と呼ばれている。(出所:東工大・九大プレスリリースPDF)
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