ラシャンエクスカーション、ポストラシャン(スイゲツ)エクスカーションの地磁気極。(a)水月湖の地磁気極移動 (線で結んだ丸印) とフランス、アイスランド、ニュージーランド、日本の溶岩流が記録したラシャンエクスカーションの地磁気極 (赤い菱形、三角、四角)。(b)地磁気極のクラスター。NP:北太平洋、SP:南太平洋、SI:南インド洋、EA:東部アフリカ。(c)水月湖の堆積速度を半減させた時の“低解像度”古地磁気記録をシミュレーションして出した地磁気極移動(水色)と黒海堆積物から報告されたラシャンエクスカーションの地磁気極移動(黒)。どちらも大きな時計回り回転を示す(北大西洋各地の記録も同様の回転を示す)。(d)過去3000年間の地磁気の時空分布データを解析して推定した外核表面の平均磁束密度分布。4か所に磁束集中が起こっている (出所:立命館大プレスリリースPDF)
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