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SARS-CoV-2変異株に対する中和活性の評価。(A)代表的な変異株である、アルファ株、ベータ株、ガンマ株、mink cluster 5株におけるSタンパク質のアミノ酸変異。(B)野生型(614G)および変異株に対する中和モノクローナル抗体(上段)および、抗体を分離した感染者の血清抗体(下段)の中和活性を、IC50を用いて示したもの。ベータ株とガンマ株が中和抵抗性であることが示された。(C)中和モノクローナル抗体の変異株に対する中和試験結果。10-121と9-105はすべての変異ウイルスを中和することが確認された。中でも9-105抗体は、最も中和抵抗性があるベータ株に対しても0.021μg/mLという低濃度で中和活性が示された。(D)一方、感染者血漿中の抗体は、アルファ株、mink cluster 5株には中和活性を示すものの、ガンマ株の中和能は低下し(下)、ベータ株にはほとんどの症例が中和活性を示さなかったとした(上) (出所:熊本大プレスリリースPDF)

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