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実験装置と測定原理。(a)実験装置の概念図。ミューオンビームが貴ガスの一種であるクリプトンガスに入射させされて、電子捕獲によりマイクロ波共振器の内部でミュオニウムが生成。(b)ミューオンと電子はそれぞれスピンを持つため、ミュオニウムはスピンが平行か反平行か2通りの状態を取り得る。適切な周波数のマイクロ波を照射することで、ミューオンのスピンを反転させることが可能だ。(c)ミューオンが崩壊して放出される陽電子は、ミューオンのスピン方向に出やすい。この性質を利用して、ある角度範囲に放出される陽電子の数を数えることで、ミューオンのスピン、すなわちミュオニウムの状態を調べることができる (出所:共同プレスリリースPDF)

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