大規模数値シミュレーションによって得られたイオンと電子の加熱比と、縦波的ゆらぎと横波的ゆらぎの比の関係性を表したグラフ。横軸の値が大きいほど縦波的成分が増大する。一方、縦軸の値が大きいほどイオンの加熱が増大し、1を超えるとイオン加熱の方が電子加熱より大きくなる。マーカーの色はプラズマの圧力と磁場の圧力の比βiに対応し、βiが小さいほどより強磁場が表されている。いずれのβiに対しても、イオンと電子の加熱比は、縦波と横波の比の増加関数であるため、縦波的ゆらぎがイオンを選択的に加熱していることを示しているという (Kawazura et al. (2020) Physical Review Xを改変、(c) 2020 The American Physical Society) (出所:共同プレスリリースPDF)
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