「しかし昨今では、UC(Unified Communication)ツールの導入やBYOD(Bring Your Own Device)端末の利用が進み、一つの端末でVoIPアプリによる通話や業務システムへのアクセス、インターネットへの接続など、さまざまな通信が行われるようになってきました。用途ごとにSSIDを選んで繋ぎ直すのは不便すぎますが、UC用、BYOD用といった新たなSSIDを安易に作るのも問題です。SSIDが増えると、そのためのビーコン信号を大量に発信することになり、無線LANパフォーマンスの低下にも繋がります」(池田氏)
Business Conference 2014では、「セキュリティ」「ワークスタイル変革」「クラウド活用」「インフラ環境構築」の4種の観点に大別し、スマートデバイスのビジネス活用のノウハウを蓄積した先駆企業による講演が行われました。本稿で紹介している、アルバネットワークス株式会社は「インフラ環境構築」というテーマのもと、スマートデバイス導入に対する課題解決の糸口を披露してくれました。当日参加できなかった方や業務にスマートデバイスの導入を検討されている方などは、この機会にぜひご一読をお勧めします。