無線LANの利便性向上と、ネットワークセキュリティの強化

無線LANの利便性向上と、ネットワークセキュリティの強化

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教育ICTの重要性が高まり各機関で教育現場のICT整備が進められているが、取り組みを阻害するボトルネックとして、”老朽化したネットワーク”という課題を耳にすることが多い。本稿では、HCNETの支援の下で老朽化したICT環境を刷新した駿河台大学の取り組みから、教育機関のネットワーク整備で押さえるべきポイントを紹介する。

老朽化したネットワークの引き起こす弊害

埼玉県飯能市に位置し、五つの学部と二つの大学院研究科、さらに各種研究所を有する人文 社会科学系の総合大学である駿河台大学。同学は、2013年に屋外グラウンドを含めたキャンパス全域に無線LAN環境を展開するなど、早期から情報化の取り組みを進めてきた。しかし、整備当時は充実した環境だったものの、年月を経て老朽化の課題が顕在化し始めていたという。一例に挙げられるのが、SSIDの散在だ。

広域をカバーするためにエリアや階によって異なるSSIDを用意する。こうした設計を採ったネットワークでは、学生や教職員は、移動のたび、自身でWi-Fi環境を接続し直さなければならない。ICTの利便性を大きく損なう問題であり、駿河台大学もまさにこの問題を抱えていた。

同学ではこのほかにも、教職員用と学生用で無線LANのネットワークを切り分けていないために教職員が有効にWi-Fi環境を利用できない、ユーザー持ち込みの野良AP(アクセスポイント)が可視化できずセキュリティリスクを認識できない、などの課題があったという。 これらの課題を踏まえ、駿河台大学では2018年に、学内ネットワークの刷新を決定。HCNETをパートナーに選定し、2019年夏に更新作業を終えている。

駿河台大学 メディアセンター事務部 情報システム課の和田拓也氏は、「HCNETの提案内容を、われわれが求めていることをよく考えたものだと評価しました。」と述べ、事実、現環境については非常に快適かつセキュアに使えていると語った。 同氏が評価したHCNETの提案には、教育機関のネットワーク整備で押さえるべきポイントが凝縮されていると言えるだろう。本稿でDLできるPDFでは、駿河台大学のICT基盤が抱えていた課題の詳細、取り組みの全容について紹介している。学内ネットワークの改善を検討されている方はぜひご一読いただきたい。

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導入事例:学校法人 駿河台大学 モバイル端末の利用拡大を受け、 キャンパスLAN、データセンター、SINET、 屋外無線LANを大幅刷新し、運用サービスまで提供

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