教育機関向けプラン「Canva for Education」が魅力

ブラウザから利用できるグラフィックデザインツールとして人気の「Canva」。ポスターなどの紙をベースとしたものだけでなく、SNS向けなどWeb用も含めて豊富なテンプレートがあり、AI機能も搭載されているため、ノンデザイナーでもクオリティの高いコンテンツを作れる。

無料版でも豊富な機能が提供されていることは人気の理由の一つだが、教育機関向けプランとして「Canva for Education」も用意されている。利用には申請が必要なものの、無料で有料版と同等の高度な機能を使える。

今回は、教育現場で「Canva for Education」はどのように利用できるのか、機能や活用例を紹介しよう。

Canvaの豊富な機能を安全かつ無料で利用できる

デザインツールを授業で利用すれば、クリエイティブな学びを提供できるだろう。しかしその場合、利用するツールの選定は少しいものだ。なぜなら、世の中にはデザインツールは多く存在しているものの、教育機関向けプランであってもそれなりのコストはかかってしまうからだ。また、非常に高機能で出来ることが幅広いがゆえ、デザイン初心者にとってはオーバースペックなケースもある。そのため、デザインを専門的に学ぶ必要のない環境の場合、より直感的に扱えるツールの方がいいだろう。

一方Canvaは、クオリティの高いコンテンツを直感的な操作で簡単に作れることを優先にしたツールであるため、ノンデザイナーでも扱いやすいのが特徴だ。しかも、前述した通り教育機関であれば完全に無料で利用できる。

セキュリティ面でも、Canva for Educationは企業向けと同じくFERPA、COPPA、GDPRに準拠しており安全に利用できる。さらに、テンプレートの中で学校での利用に適切ではないものへはアクセスできないように管理されているため安心だ。

生徒のグループワーク作業も簡単!

Canvaには、共有機能や共同編集機能があり、閲覧のみや編集権限の設定も可能だ。クラスや学校単位でテンプレートを共有できるため、授業内で生徒がデザインする場合に使いやすい。

グループワークなどに利用しやすい機能として、ホワイトボード機能がある。付箋や図形、線などを貼り付け出来るため、意見をまとめたり、マインドマップを作ったりすることもできる。ステッカーも用意されており、たとえば良いと思った意見に拍手のステッカーを貼り付けることでコミュニケーションの活性化に繋げられる。

また、ChatGPTと同じように利用できるAI機能「Magic Write」を使えば、コンテンツ内に入れる文章の作成や、アイデア出しを助けてくれる。たとえば、「文化祭の出し物のアイデアを5つ考えて」と記入すればアイデアを提示してくれる。アイデアを0ベースで考えるのは難しいものだが、ヒントになるようなものを得られるかもしれない。

教員の校務を効率化!さらに授業内でも活躍

Canvaは、教員にとっても有用だ。時間割などの掲示物や配布物などを作成する時に、テンプレートを選択してカスタマイズするだけでクオリティの高いものを作成できる。作業負担が軽減するのはもちろん、豊富なデザインテンプレートや素材から利用できることで、毎回新鮮で見栄えのいいものを作れる。

画像を作る場合にも、AI機能を活用することで、入力した条件に合った画像の生成や既存画像の修正をしてくれたりする。高い技術力がなくても自由度のあるデザインにでき、希望のデザインに近いものを簡単に作れてしまうわけだ。

授業内で利用する場合、クラススペースはおすすめだ。課題や作品をクラススペース内で共有でき、コメントやステッカーでフィードバックできる。タイマー機能もあるため、時間制限を設けて課題に取り組む場合に便利だ。また、Google Classroom やMicrosoft Teamを始めとし、教育現場でも使われる様々なツールと連携できるため、すでに利用している環境と組み合わせた利用もしやすい。

さらにCanvaは、動画編集機能も備わっている。直感的に操作できるため入学式や遠足などのイベントの動画作成も簡単だ。動画編集専用ツールの使い方を改めて覚える必要はなく、普段利用しているCanvaからそのまま作業できるという点も助かる部分だ。

Canvaは非常に多彩な機能を持ち、常にアップデートし続けている。クリエイティブな学びを提供するために、教員の事務作業を効率化させるために、導入支援が必要な場合にはぜひサテライトオフィスにご連絡いただきたい。学校向けの端末導入やGoogle Workspace導入の実績も豊富な立場から、現場の需要を理解した上で最新ツールやAIの活用を支援している。

監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)

大手証券会社システム部に在籍後、1998年、サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立。2008年、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。Google Workspace(旧称:G Suite)の導入やアドオンの提供で、これまで実績6万社以上。「サテライトオフィス」ブランドでクラウドサービスの普及に尽力している。

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