便利だけど、利用時に注意が必要なChatGPT
高精度な対話型AIとして話題の「ChatGPT」だが、利用には注意も必要だ。ChatGPTはインターネット上の情報を大量に収集・学習することで高度な対話を可能にしているが、ユーザーとの対話も学習要素とし、そこからも精度を向上させていく仕組みになっている。つまり、対話中に社内情報や顧客情報、個人情報などを含んだ文章を入力した場合、それが学習されてしまう危険性を持っているということだ。
そのため、企業がChatGPTを業務で利用する場合、ユーザーは高いリテラシーを持った上で利用するべきだ。たとえば、メールの文面を作成するのであれば、宛名などの個人情報を仮のものに差し替えて利用する必要がある。企画案のブラッシュアップに利用する際にも、具体的な内容をぼかす必要があるだろう。
とはいえ、全てのユーザーが注意した上で利用できるかといえば、不安は残る。さらに、仮の情報に置き換えたり、曖昧な表現に変えたりすることで利便性が損なわれることもあるだろう。そこでおすすめしたいのが、ChatGPTをAPI経由で利用する方式だ。ここでの情報は学習させず、結果だけを活用できるため、利便性を保ったまま安全に活用できることからAPI経由でChatGPTを活用するサービスが続々と誕生している。
+αの安心感をサテライトオフィスが提供
サテライトオフィスでは「サテライトオフィス 企業活用GPT導入支援」として、「サテライトAI」ブランドでChatGPT3.5をベースに、ChatGPT4にも対応可能な複数のサービスを提供している。どれも企業が即座に業務で活用できるようサービス群になっている。もちろん、すべてのサービスはサテライトオフィスのサーバを経由しているため、機密情報が流出してしまう心配はない。
さらなる安心のために、禁止ワードの設定にも対応。特定のキーワードや個人情報など、流出してしまっては困るものを予め設定しておける。また、質問の中に人名が含まれる場合、自動的に仮の人名に置き換えられ、回答表示時には元の人名に再度差し替えるという機能も開発中であり、これは特許申請中の技術だ。ログの取得についても万全で、質問と回答はすべて保存される。
ChatGPTそのままの画面で安全に使える「サテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)」
これらの機能を備えた、サテライトオフィス版ChatGPTともいえるのが「サテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)」だ。安心して利用できるための機能を提供しつつ、UIはChatGPTに近いため、違和感なく利用できる。ユーザー管理も可能なため、リテラシーのあるユーザーや部署に限定して活用してみる、といった使い方ができる。
また、「サテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)」は、マークアップ形式・表形式・プログラム形式での回答も可能だ。個人用・企業用にカスタマイズした独自プロンプトも利用できる。
より作業を簡便化するための機能も用意されている。1つ目は、音声による検索だ。簡単な質問であれば手入力より手軽だろう。2つ目は、Chrome拡張機能と組み合わせての右クリックメニューからの質問だ。ブラウザ上で選択した文章をそのまま質問文にできるため、コピー&ペーストの手間がかからない。
基本的にChatGPTでできる機能は全て提供しており、現場で使いやすい機能の追加やセキュリティの担保を実現している「サテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)」。安全性を保ちながら、創意工夫をもってChatGPTを活用してみたいという場合にぜひ利用して欲しい。
いつものチャットから手軽に利用できる「サテライトAI・社内チャットAI(ChatGPT対応)」
より多くのユーザーで活用しやすいサービスが「サテライトAI・社内チャットAI(ChatGPT対応)」だ。社内ですでに利用しているチャットから直接ChatGPTへの質問を可能にする。
Google Chat、Teams、LINE WORKS、Slack、Chatworkに対応しているため、多くの企業で活用しやすいだろう。グループチャットにチャットボットを招待すれば、ディスカッション中にアイデアや情報を出させたり、会話を整理させたりすることができる。もちろん自分1人でチャットボットを相手に対話することも可能だ。普段利用しているチャット画面からそのまま利用できるため、手間がかからないのはもちろん気負いせずに利用できるのも魅力だ。
ChatGPTを業務で活用したいと考えても、表形式で回答させたりプログラミングしてもらったりするような複雑な使い方を求めている人ばかりではないはずだ。簡単な質問に答えてもらう、リサーチやアイデア出しを助けてもらうといった会話メインの使い方ならば社内チャットからの方が利用しやすい。
また、誰にとっても簡単に利用できるのも大きなポイントだ。まずは「サテライトAI・社内チャットAI(ChatGPT対応)」からスタートし、より高度な活用が求められるユーザーには「サテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)」を展開するという方法もおすすめだ。
「サテライトAI・社内チャットAI(ChatGPT対応)」は利用が簡単な一方、導入時は既存チャットシステム側の設定も必要になるためある程度の技術は必要だ。しかしそのサポートはサテライトオフィスが無償で提供しているので安心だ。
ChatGPTの安心利用を可能にするサテライトオフィス
ChatGPTは上手く利用すれば、業務効率化に非常に有効な一手となる。しかし、便利だからといってそのまま導入しては安全面で不安がつきまとう。企業が安全に利用するためには、質問内容が学習されない環境は必須だ。サテライトオフィスでは今回紹介した2つのサービス以外にも、ChatGPTを安全に業務利用しやすくするサービスを複数提供しており、今後も積極的な機能やサービスの追加を予定している。AIやChatGPTに興味のある人はぜひお問い合わせいただきたい。
監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)
大手証券会社システム部に在籍後、1998年、サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立。2008年、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。Google Workspace(旧称:G Suite)の導入やアドオンの提供で、これまで実績6万社以上。「サテライトオフィス」ブランドでクラウドサービスの普及に尽力している。
サテライトオフィス
■AI関連/クラウド関連に特化したインターネットソリューションベンダー■
さまざまなビジネスモデルに最適なソリューションパッケージを開発し、ユーザー目線に立った戦略の企画・提案を行っています。業界トップクラスの導入実績を持つGoogle WorkspaceやMicrosoft 365、LINE WORKS、ChatGPT など、AI関連ならびにクラウドコンピューティングに関わるビジネスの可能性を追求しています。
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