G Suiteのビデオ会議「Hangouts Meet」を会議室据え置きで利用

G Suiteユーザーが利用できるビデオ会議ツール「Hangouts Meet」は、PCやスマートフォンなどのモバイルデバイスから会議を開催・参加できるツールとして、多くの人が利用しているはずだ。

しかし参加者それぞれが各端末から参加するのではなく、複数人で1つのアカウントから参加したいという場合には少々不便さを感じているはずだ。PCの小さな画面を数人で覗き込み、相手の顔や表示してくれる資料が見づらい状態での会議になったり、うまく自分が映っているのかもよくわからないまま話すことになったりといった経験をすることになりがちだからだ。

これを会議室に据え付けのハードウェアを導入することで改善し、PCからの使い勝手や信頼性はそのままにビデオ会議システムとして利用できるようにしてくれるのが「Hangouts Meet ハードウェアキット」だ。

  • テレビ会議システム:Hangouts Meet ハードウェア

    テレビ会議システム:Hangouts Meet ハードウェア

G Suiteに連携する会議室の誕生でビデオ会議開催も楽々

Hangouts Meet ハードウェアキットを導入した場合、会議はどのように変わるのか。その流れを簡単に紹介しよう。

まず、G Suiteに付随するハードウェアであるため、G Suiteのアカウントを会議室に割り振る必要がある。そして、そのアカウントの予定というかたちで会議室の施設管理が可能だ。いつ誰が使うのか、今空いているのかといった情報がG Suiteのカレンダーから確認できる。

会議参加者への通達も、会議開催予定として登録しておこう。当日会議室に来られない人も、あらかじめ招待しておけば自席のPCや外出先のスマートフォンから参加しやすい。

当日は、会議室で管理用タッチパネルに表示されている予定をタップするだけでビデオ会議が開始される。一般的に、Hangouts Meet ハードウェアキットを導入する場合「Jamboard」をはじめとする大型ディスプレイと組み合わせることになるだろう。会議室での参加者は大画面を楽な姿勢で見ながら参加でき、大きく表示される資料をじっくりと見られる。この資料も、G Suite上で共有しているものを簡単に表示可能だ。

誰かのPCを占有する必要はなく、快適かつ効率的なビデオ会議が行えるようになるのが大きな効果だ。しかも、従来型のビデオ会議システムに比べるとかなり手頃な価格で導入できるため、コストメリットも大きい。

  • Hangouts Meet ハードウェアを使用した会議の様子(イメージ)

    Hangouts Meet ハードウェアを使用した会議の様子(イメージ)

高性能なカメラとマイク&スピーカーで快適な会議を実現

安価に利用できるとなると、その性能に不安を感じる人もいるだろう。しかし、その心配はない。ビデオ会議そのものの品質や使い勝手は、高性能なPCから利用したときと変わらないから十分納得してから利用できるのはもちろん、専用ハードウェアの性能も高いからだ。

Hangouts Meet ハードウェアキットはコントロール用のハードウェア「Chromebox」と管理用タッチパネル、スピーカーマイク、カメラで構成される。このセットが数社からリリースされているが、サテライトオフィスではロジクール製の「ロジクール会議室ソリューション」とASUS製の「ASUS Hangouts Meet ハードウェアキット」を用意している。

  • ロジクール会議室ソリューション

    ロジクール会議室ソリューション

  • ASUS社ハングアウトMeet ハードウェアキット

    ASUS社 Hangouts Meet ハードウェアキット

マイク&スピーカーについては、いずれもエコーキャンセルやノイズ抑制技術を搭載しており、クリアな音声で快適な会話が可能だ。会議室規模に合わせたセットが用意されており、大規模会議室用のものならば50人規模で使うような大会議室でも利用できる。

またカメラ機能も高品質で、常に参加者にフォーカスがあてられて話しやすい環境を実現する。解像度も高く、カメラ前にかざした紙資料の文字が読めるほどだ。

ChromeboxはWindows PCを会議室に据え付けるより安全性が高く、専用ハードウェアとして利用するだけに会議中に動作が重くなったり、ビデオが遅延したりといったこともない。ビデオ会議のストレスを大きく軽減してくれるはずだ。

ライセンス込み28万円から導入可能! ハードウェア貸し出しトライアルも実施中

Hangouts Meet ハードウェアキット自体は十数万円からの導入が可能だ。実際の導入には、専用のライセンスが必要になるため、28万円からということになる。

一見して高額に感じられるかもしれないが、PCと低価格なWebカメラを組み合わせるようなものではなく、会議室用のテレビ会議システムと比較すると安価に導入できるといえるだろう。

性能面も、カメラ・マイク・スピーカーという基本部分だけでも個別に同等性能のものを揃えようと思えば、それなりにコストがかかる。これにG Suiteとの連携機能と、それをコントロールできるタッチパネルなどが付随する。使い勝手の向上や効率化という部分まで目を向けて選択したいシステムだ。

サテライトオフィスではハードウェアの貸し出しによるトライアルも提供している。まずは試してみて、単なるテレビ会議システムやPC画面を拡大表示してのビデオ会議とは違うことを実感してもらいたい。


監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)

大手証券会社システム部に在籍後、1998年、サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立。2008年、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。G Suite(旧名:Google Apps)の導入やアドオンの提供で、これまで実績4万社以上。「サテライトオフィス」ブランドでChromebook、Hangouts Meet ハードウェア、Jamboardの普及に尽力している。

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さまざまなビジネスモデルに最適なソリューションパッケージを開発し、ユーザー目線に立った戦略の企画・提案を行っています。業界No.1の導入実績を持つG Suite(旧 Google Apps)やOffice 365、クラウドをより快適に使うためのハードウェアのChromebook、Hangouts Meet ハードウェア、Jamboardなどクラウドコンピューティングに関わるビジネスの可能性を追求しています。

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