「浦和レッドダイヤモンズ」（以下、浦和レッズ）と言えば、Jリーグでも屈指の実力と人気を誇るプロサッカークラブだ。2021年シーズンを3カ年計画の2年目と位置づけ、巻き返しを図るべく選手の補強も積極的に行っている。リーグも終盤戦に差し掛かっているが、もっとも注目すべきクラブと言えるだろう。
そんな浦和レッズは2019年、BTO(受注生産)PCメーカーのマウスコンピューターとオフィシャルPCサプライヤー契約を締結した。これを機にクラブが業務で使用するPCもマウスコンピューター製品を導入している。
マウスコンピューターのPCという大きな武器を得たことで、クラブにはどのような変化があったか。また、同社はどのような観点からマウスコンピューターを選択したのか。浦和レッドダイヤモンズ株式会社 パートナー・ホームタウン本部 パートナー営業・社会連携担当の清水 沙彩氏に話を聞いた。
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浦和レッドダイヤモンズ株式会社 パートナー・ホームタウン本部 パートナー営業・社会連携担当の清水 沙彩氏
導入のきっかけは大きな縁
――清水様の普段の業務について教えていただけますか。
パートナー・ホームタウン本部に所属しており、営業事務としてスポンサー企業の窓口を主に担当しております。また、スポンサーの皆様に対して、試合日のホスピタリティ全般や、VIP席やビューボックス（個室ラウンジ）での対応などをおこなっています。ノートPCを使ったデスクワークなども多いです。
――『浦和レッズ』というサッカークラブにおいてなぜマウスコンピューターのPCを導入したのか、経緯やきっかけについて教えてください。
もともと弊社で使用していたノートPCが大型で重かったこともあり、持ち運ぶのが大変だという声が社内から挙がっていました。ちょうど買い替えの時期だったこともあり、軽くて持ち運びしやすいノートPCを探していたところ、マウスコンピューターさんにご提案をいただいたのです。
――他社製品と比較検討されたと思いますが、なぜマウスコンピューターを選ばれたのでしょうか。
性能が高く、軽くて持ち運びしやすいという点はもちろん、マウスコンピューターさんの発祥の地が埼玉県春日部市ということで、同じ埼玉県というご縁を感じたことが大きかったです。マウスコンピューターさんも同じことを思ってくださったことが、今回の導入につながりました。
選手も欲しがる”浦和レッズオリジナルPC”とは
――今回、導入されたのは浦和レッズオリジナル仕様のモデルです。同PCは昨年2月に一般販売もされ、大好評となりました。どういった流れで浦和レッズオリジナルモデルを作ることになったのでしょうか？
私どもとしては正直な話、マウスコンピューターさんのPCをご提供いただければそれで十分だったのですが（笑）、マウスコンピューターの小松永門社長から『浦和レッズなんだから赤いPCにしよう！ 浦和レッズモデルを作ろう！』と積極的にご提案いただきまして。本当にありがたいことだと思っています。
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同じ埼玉県にルーツを持つことから縁を感じたというマウスコンピューターと浦和レッズ。オリジナルモデルのPCを開発し、昨年には一般発売もされ大きな反響を呼んだ
――今回のオリジナルモデルでは非常にこだわったデザインが施されています。
そうなんです。まず、天板に『URAWA REDS』のチームロゴがプリントされており、さらに浦和レッズのエンブレムとマウスコンピューターのロゴを配したオリジナル壁紙がプリインストールされています。
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天板には『URAWA REDS』のロゴが。主張しすぎないながらも存在感のあるデザインに仕上がった
感心したのは、キーボードの『R、E、D、S』を浦和レッズカラーの赤に配色していること。『R、E、D、S』の4文字がキーボードだとこの配列になっているところも含めて、“神仕様”だと思いました。
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浦和レッズの社員でさえも唸った“神配列”
――たしかに、「R、E、D、S」すべてがキー配列でまとまって配置されているからこそのスタイリッシュさですよね。こちらの浦和レッズオフィシャルパソコンに関して、社内からの反響はいかがでしたか？
非常に好評です。浦和レッズのスタッフは全員、レッズが大好きで、サポーターマインドを持っています。そんなスタッフですから、『せっかくならサポーターにも届けたい』という思いが湧いて一般販売もすることになったのです。サポーターに使っていただくのであれば妥協はできないということで、デザインにはかなりこだわり、何度もやりとりをさせていただきました。
――選手のオンライン会見にも浦和レッズオフィシャルパソコンがよく登場しています。
ちょうどコロナ禍の時期と重なったこともあり、オンライン会見が増えていたので、浦和レッズオフィシャルパソコンを活用する機会も多くなりましたね。浦和レッズオフィシャルパソコンのおかげでコロナ禍を乗り越えられました。選手からも『ほしい』という声が挙がっていて、すでに実際に使っている選手もいるんですよ。
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社員の皆さんだけでなくオンライン会見などが増える選手からも大好評だという
軽く強くサクサク。マウスコンピューターが浦和レッズを強くする
――社員の皆様はどのように活用されているのでしょうか。また、実際の使い心地はいかがでしょうか。
現在は在宅勤務が中心なので、社員はこの浦和レッズオフィシャルパソコンを持ち帰って仕事しています。以前は社内ネットワークに接続しないと資料等にアクセスできなかったのですが、在宅勤務導入を機にVPNやビジネスチャット、グループウェアなどを導入したこともあり、在宅でも十分仕事ができるようになりました。浦和レッズは他のチームよりもDXはかなり進んでいると思っていますが、それにはマウスコンピューターさんの恩恵も大きいですね。
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清水氏も指摘した薄型軽量ボディのほか、最新モデルでは最大約18.5時間というバッテリー駆動も嬉しい
軽さや持ち運びやすさも気に入っています。先程もお話しましたが、業務柄移動も多いのですが持ち運ぶのが苦になりません。在宅勤務によりオンライン会議があったり資料を作成したりと多く使用するのですが、サクサク快適に使えています。他の社員も喜んでいますね。また、営業先でも驚かれるということで、営業部でも好評です。
――たしかに目立ちますよね（笑）。マウスコンピューターのパソコンについて要望などはありますか。
浦和レッズオフィシャルパソコンが非常に好評だったので、ぜひ今後も恒例になるといいなと思っています。今までが赤だったので、たとえば黒や白など違うデザインもいいかもしれません。いずれはサポーターのマストアイテムになってくれたら嬉しいですね。
――いよいよリーグ後半戦が始まりました。チームの今後の展望について教えてください。
浦和レッズは現在、3年計画の2年目に突入しています。今年からリカルド・ロドリゲス監督が就任し、チームも若返って良い状態にあります。チームとしては今、AFCチャンピオンズリーグ出場権を目標にしていますが、天皇杯やルヴァンカップなど獲れるタイトルすべてを獲るつもりでいます。私たちもチームをサポートできるように、一生懸命仕事していきたいと思います。
――ありがとうございました。
地域の縁をきっかけにマウスコンピューターのPCを導入した浦和レッズ。一般販売もされ大好評を得た浦和レッズオフィシャルパソコンは、まさにその“縁”から生まれた逸品だった。
チームをサポートするフロントスタッフの環境が大幅に向上したことは、浦和レッズというチームにとっても好影響をもたらしてくれるに違いない。浦和レッズとマウスコンピューター、両者のさらなるコラボレーションにも期待したいところだ。
浦和レッズオフィシャルPC「mouse X5-R7-URDS」の主な仕様
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mouse X5-R7-URDS
OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU：AMD Ryzen 7 4800H プロセッサー
グラフィックス：AMD Radeon グラフィックス
メモリ容量：16GB（8GB×2） / デュアルチャネル
M.2 SSD：512GB（NVMe）
パネル：15.6型フルHDノングレア（LEDバックライト）
無線：インテル Wi-Fi 6 AX200（最大2.4Gbps / IEEE802.11ax/ac/b/g/n）+Bluetooth 5モジュール内蔵
WEBカメラ：100万画素（Windows Hello 顔認証カメラ搭載）
動作時間（標準バッテリー使用時最大）：約18.5時間
本体重量：約1.49kg
保証期間：1年間無償保証・24時間×365日電話サポート
浦和レッズオフィシャルPC「mouse X4-R5-URDS」の主な仕様
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mouse X4-R7-URDS
OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU：AMD Ryzen 5 4600H プロセッサー
グラフィックス：AMD Radeon グラフィックス
メモリ容量：8GB（8GB×1）
M.2 SSD：512GB（NVMe対応）
パネル：14.0型フルHDノングレア（LEDバックライト）
無線：インテル Wi-Fi 6 AX200（最大2.4Gbps / IEEE802.11ax/ac/b/g/n）+Bluetooth 5モジュール内蔵
WEBカメラ：100万画素（Windows Hello 顔認証カメラ搭載）
動作時間（標準バッテリー使用時最大）：約10.0時間
本体重量：約1.20kg
保証期間：1年間無償保証・24時間×365日電話サポート
※なお上記2モデルは最新モデルとなり、浦和レッズに導入されたのは2020年版となります。
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