Twitterを満喫するためにはフォローをたくさんしよう
これまでは検索して仕事やプライベートに役立つ情報を紹介してきたが、いちいち検索して探すのでは情報の量と質に大きな違いはあるものの、ユーザー行動としてはウェブ検索とあまり変わらない。Twitterらしさを満喫するためには、やはりフォローを増やすのがおすすめだ。
検索で見つけた有用なことをたくさんツイートしているアカウントや、自分にとって興味のあるアカウントなどはどんどんフォローしていこう。ポイントは「自分にとって興味のある」もので埋めることだ。Twitterはいろいろな情報や意見が公開されている場だが、自分のタイムライン(TL)は自分のもの。好きなもの、有用だと感じるアカウントばかりをフォローして行けば、自動的に自分にとって役立つ情報や楽しい話題ばかりが流れてくる環境を作り出せる。
「おすすめユーザー」からフォローすべきアカウントを探す
大量のTwitterアカウントの中からどれをフォローすればいいのかわからない時には「おすすめユーザー」機能を利用しよう。自分のホームを表示している時ならプロフィールの下、通知ページなどを見ている時にも同じような左側に表示されているはずだ。TLの中に表示されることもあるが、普段から見えている左側の欄をまずは使ってみよう。
これはこれまでのフォローやツイート、検索の傾向などから合いそうなユーザーを紹介してくれる機能だ。中には自分がフォローしている別の人がフォローしているユーザーなども入っている。そしてこの中から1人をフォローしたり、タイトル横の「すべて見る」をクリックすると、より多くのユーザーリストを見ることができる。
Twitterを使えば使うほど自分の傾向に合ったユーザーが出てくるから、最初のうちはよくわからないリストに見えても、使って行くうちに自分がRTしたことのある人や、よくRTされてくる人などを見かけるようになるはずだ。
おもしろいユーザーを探すために検索する
これまでは検索するにあたって、自社製品についてやお得情報など自分にとってよい情報をくれるツイートそのものを探すことが多かったかもしれないが、フォローするユーザーを探すという意識で検索してみるのもおもしろい。
検索結果の画面では「話題のツイート」の冒頭にいくつかのアカウントが表示されることがよくある。これは検索キーワードに関連する内容をツイートすることの多いアカウントだ。「アカウント」タブで見つけられる関連アカウントの上位アカウントでもあるから、検索したついでにフォローしておけば自分の知りたいことに近い情報が手に入れやすいTLづくりに役立つはずだ。
気に入った人からフォロー先を探す
フォローしてしばらくすると、そのアカウントが本当に自分に合っているものか、フォローした時には合うと思ったけれど普段はあまりおもしろくないアカウントかといったことが見えてくる。これからもフォローしつづけようと思うくらいに合うアカウントを見つけた場合、そのアカウントのフォロー欄をのぞいてみよう。
自分に有用な情報をくれるアカウントや、好みの合うアカウントがフォローしているアカウントは、自分にも合うことが多い。新しい出会いを探してたまにのぞき見してみるのも楽しい。
また、自分のTLに流れてくるものを見るのではなく、相手のツイート一覧を見てみるのも楽しい。複数アカウントの発言がTLには入り乱れるが、1アカウントのツイートだけ連続で見るとまとまった話の流れが見えてきて別のおもしろさに気づくこともある。そして、相手先のツイート一覧にはたまにおすすめユーザーは、そのアカウントが最近フォローしたアカウントなどが表示されるから、これを頼りにしてみるのもいいだろう。
ツイート一覧の中におすすめユーザーや最近そのアカウントがフォローしたアカウントなどが出てくることもある
公式ブログから人気キーワードやツイートを探そう
自分で検索したりするのではなく、みんながどんなものを見ているのかが気になるならば、Twitterの公式ブログ「Twitter Japan Blog(https://blog.twitter.com/ja/japan)」を見てみよう。1週間ごとの検索キーワードランキングや、リツイートランキングなどが掲載されている。
紹介されているキーワードで検索して、それについて語っているアカウントを探してみるのもよい。また、たくさんリツイートされたツイートの主は普段からおもしろいことを言っているかもしれないから、それを期待して見に行ってみても楽しそうだ。
ちなみに働き盛りの男性ユーザーは政治・経済系のキーパーソンをフォローしている人が多いようだ。有名政治家や経済界の有名人、よくテレビや雑誌に出てくる経営者などのツイートが人気。社会情勢や新しい動きなどが見えてきやすいタイムラインを作りたい人はまねてみるといいかもしれない。
子育て世代にはお天気系アカウントが人気。これは学校行事や子供の送迎、仕事での外出予定などが多い世代だからかもしれない。テレビの天気予報を見ている余裕がなくても、Twitterでお天気系アカウントをフォローしておけば、時間に関係なく自分の情報チェックタイミングで自然に天気情報も知ることができそうだ。
複数アカウントを使い分けるのもワザ
冒頭で述べたように、Twitterのフォローは好きなもの、気に入ったものを選んで行くのが基本だ。しかし世の中の情勢やいろいろな意見を知りたいと考えるならば、自分と違う意見を持つアカウントもフォローしてバランスをとった方がよいように考えるかもしれない。 自分の好きなもので埋め尽くすか、バランスをとるか、それはユーザー自身が考えていいところだ。しかし1つの解決策がある。それはアカウントを複数持つことだ。アカウントによってフォロー先を変更して使い分ければ、趣味用と仕事用、親しい仲間とのコミュニケーション用と情報収集用などと分けることもできる。なお、複数アカウントから頻繁に同じ内容をツイートするとスパムとみなされる場合があるので注意しよう。
TwitterのTLは自分の部屋のようなものだ。一度フォローした後で合わないと感じたら解除することも簡単だから、気軽にフォロー先を増やして自分の好きなものを並べた場を作ろう。