リンクは1月18日、チームスピリットがリンクのクラウド型テレフォニーサービス「BIZTEL(ビズテル)」を導入した事例を公開した。
クラウド型のERPソフトウェアを提供するチームスピリットでは従来、本社とリモート拠点でアナログの電話を使用していたため、受けた電話を拠点間ですぐに転送できるシームレスな環境が求められていた。同時に、サーバレス化・クラウド化により、インターネット環境とPCさえあれば、いつでもどこでも仕事ができる環境づくりを推進。その実現にあたっては、同社が手厚いサポートを提供する「プレミアプラン」の顧客に対応するため、電話を受ける前にその顧客の契約内容を識別できる仕組みも必要とされた。
他社製品と比較検討の結果、BIZTELを導入。2013年に5~6人から利用を開始し、現在はオフィス電話とサポートサービスで60人ほどが活用する。Salesforceとの連携・カスタマイズによって、サポート担当が顧客の契約プランを確認した上で対応できるほか、電話・FAXをBIZTELに統合したことでオフィス内のOA機器はコピー機だけになり、在宅ワークを含む国内外の複数拠点で個々の業務内容やライフステージに合わせた働き方が可能となったとしている。