arcserve Japanは3月28日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が展開するハイブリッドクラウドサービス「Enterprise Cloud」のバックアップ・システム移行ツールとして、「Arcserve UDP」の提供が開始されたと発表した。
Enterprise Cloudは、OpenStackベースの共有型クラウドと、ベアメタルやマルチハイパーバイザー対応の仮想化環境を専有で利用できる専有型クラウドを提供するというもの。世界11カ国・14拠点で、共通仕様・共通品質のサービスを展開する。
今回、このEnterprise Cloudの顧客向けに、Arcserve UDP Advanced Edition バージョン6のライセンスが月額課金制で提供されることになる。初期費用は無料で月単位の定額料金となっており、最低利用期間は設けられていない。
これにより、ユーザーはEnterprise Cloud上で稼働するシステム・データのバックアップやリストアのほか、オンプレミス環境からEnterprise Cloudへのシステム移行や、Enterprise Cloud内での異なるサーバタイプ間におけるシステム移行、管理コンソールによるバックアップの集中管理などを行うことができる。
なお、2017年6月末まで、Enterprise CloudでのArcserve UDP利用は無料。