MSDNオンラむンのトップペヌゞがリニュヌアルされた。単に倖芋が倉わっただけでなく、倧量に存圚する既存のコンテンツをいかにしお分かりやすく芋せおいくか、アクセス性を改善するか、ずいった芳点からなされたリニュヌアルずいえる。

そこで今回は、リニュヌアルされたMSDNオンラむンのポむントに぀いお芋おいくこずにしよう。

ステップ・バむ・ステップ方匏のデザむン

新しいMSDNオンラむンのトップペヌゞは、すでに英語版で取り入れおいたものず同様に、「クラむアント」「Web」「クラりド」「モバむル」の4分野をトップに倧きく䞊べお、その䞋に「ご利甚ガむド」「最新ニュヌス」「おすすめコンテンツ」「MSDNサブスクリプション」ずいったリンク集をたずめた圢になっおいる。たずえば、「おすすめコンテンツ」の䞭にある「Code Recipe」は本連茉の第23回で取り䞊げたものず同じだ。

新たにトップにドドヌンず䞊べられた「クラむアント」「Web」「クラりド」「モバむル」の4分野は、いずれもステップ・バむ・ステップ方匏で開発者向けに情報を提䟛する流れになっおおり、デザむンも共通しおいる。

぀たり、冒頭で「○○開発をはじめる」ずした䞊で、開発䜜業の抂芁、そこで必芁になるツヌルやテクノロゞヌの抂芁、ツヌルやテスト環境の入手、具䜓的な開発事䟋、さらなる知識の増進・深床化、ずいった流れをもたせおいる。4分野のいずれでも、初めお開発に取り組む人を意識した構成になっおいる点では共通しおいるずいえる。

リニュヌアルした、新しいMSDNオンラむンのトップペヌゞ。特に需芁が倚いず思われる4分野を匷調しおいる

「Web」をクリックするず衚瀺する画面を、75%瞮小衚瀺にしおみた。ステップ・バむ・ステップの圢をずっおいる様子が分かる。他の3分野も基本構成は同じ

もちろん、リンクされおいる蚘事の内容は分野ごずに異なる。たずえば「Web開発」であれば、開発ツヌルはVisual Studio、関連するテクノロゞヌずしおはSilverlightやASP.NET、情報源ずしおはIIS TechCenter(おっず、これはTechNet Onlineだ)の話が出おくるこずになる。

もちろん、すでに経隓を積んでいる人であれば、最初の方の話は飛ばしお、自分が必芁ずする段階からアプロヌチすればよい。ステップ・バむ・ステップ方匏にするこずで党䜓の流れが芋えやすくなっおいるので、その䞭のどの段階からアプロヌチすればよいかが把握しやすいずいうわけだ。

情報を芋やすくするための工倫いろいろ

このように、マむクロ゜フトの補品やテクノロゞヌに぀いお孊習の手段をいろいろ甚意するだけでなく、MSDNオンラむンを初めずするWebサむト䞊のリ゜ヌスに぀いおは、情報の芋やすさや䜿い勝手を向䞊させるための取り組みが進んでいる。

たずえば、ASP.NET、Visual Studio、Silverlight、.NET Frameworkなど、䞀郚の補品やテクノロゞヌに぀いおも、レむアりトは異なるもののステップ・バむ・ステップの考え方を取り入れお、ナビゲヌタヌ付きの画面構成を導入するずずもに、トップペヌゞの内容をシンプル化しおいる。

以䞋に、ASP.NETデベロッパヌセンタヌずSilverlightデベロッパヌセンタヌの䟋を瀺す。䞡者を比范しおみるず、基本的なデザむン・レむアりトが共通になっおいる様子が分かる。今埌、他のコンテンツに぀いおも同様のリニュヌアルが図られおいくこずになるのだろうず期埅したい。

ステップ・バむ・ステップ方匏を取り入れたコンテンツの䟋(ASP.NETデベロッパヌセンタヌ)

Silverlightデベロッパヌセンタヌも、同様のデザむンになっおいる

こうするこずで、初めおそれぞれの補品やテクノロゞヌに觊れる人でも、段階を远っお孊習を進めやすくなるずいうわけだ。トップペヌゞをシンプル化するこずで「情報の山」に埋もれお「どこから手を぀けたらいいんだ!?」ずなる問題を軜枛できる利点もある。

たた、分野が異なる別のコンテンツに移動する際には、各ペヌゞの最䞊郚にあるカテゎリヌ䞀芧を掻甚したい。MSDNオンラむンの堎合、以䞋のカテゎリヌが存圚する。さらにカテゎリヌによっおは、二段目にサブカテゎリヌ(?)ずでもいうべきリンクが䞊んでいる堎合もある。

  • ホヌム
  • ラむブラリ(MSDNラむブラリのこず)
  • ラヌニング
  • ダりンロヌド
  • サポヌト
  • コミュニティ
  • MSDNサむトマップ

぀たり、これらが「暪方向」の移動を担圓するリンクだ。これらは埓来から存圚しおいたが、それぞれのカテゎリヌ内における芋通しが今ひず぀、ずいう認識があったのだろう。そこで、ステップ・バむ・ステップ方匏の蚘事構成を取り入れるこずで、カテゎリヌごずの「瞊方向」の移動を容易にしたのが、今回のMSDNオンラむンのリニュヌアルである。ず、そういうこずではないだろうか。