Google Geminiの連載は今回で最終回だ。これまで連載を読んでGoogle Geminiを試してみてくれた方々に感謝したい。Google Geminiは今まさに発展の最中であり、今後も機能の追加や賢さの向上が期待できる。今回はGoogle Geminiのこれまでの進化を振り返りつつ今後のアップデートの可能性などについて言及し、連載を締めくくる。
連載「Google Geminiの活用方法」のこれまでの回はこちらを参照。
Google Geminiのこれまでの進化
Googleの生成AIであるGeminiは試験運用がはじまった当時はBardという名称で提供されていた。広く試験運用を利用できるようになったのは2023年に入ってからであり、そこから急ピッチで開発が進められてきた。
Googleは「Gemini アプリの機能アップデート」にその歩みをまとめているので、ここではその発展の様子を主な内容に絞って要点を列挙しておく。Googleがこの1年半ほどでGeminiをどのように進化させてきたのか確認してほしい。