サンプルデータを作成する場合、RANDBETWEEN関数を使用すると、数字を分布良く作成することができます。本来であれば、現実のデータを使用できれば良いのですが、実データを使用できない場合もあります。この場合には、サンプルデータは、悪く言えば適用に作成することになるのですが、同じ数字ばかりになってしまったり、分布が悪くなってしまったりします。RANDBETWEEN関数は、関数の分類[数学/三角]から使用します。

2013年のポイントが入力された顧客リスト

関数の書式

=RANDBETWEEN(最小値,最大値)

最小値:乱数の最小値を数値で指定

最大値:乱数の最大値を数値で指定

使用例1:データを乱数(0から500の間)で作成する

=RANDBETWEEN(0,500)

乱数で作成された数値が入力

作成した式を最下部までコピーします。

分布よく数値が入力された

使用例2:抽選でポイント当選者を決定する

=OFFSET($D$5,RANDBETWEEN(1,18),0)

ポイント当選者を抽選で決定し、名前を表示

応募があった会員(18名)のリストに、1-18までの乱数を発生させることにより、当選者を決定し、OFFSET関数で当選番号の顧客名を表示させています。