SCIENは10月20日、コクヨと共同で「オフィスAI計測プロジェクト」を開始したと発表した。

映像データからオフィス内の人の動きや各エリアの利用状況を捉え、レイアウトや運用改善の判断材料として活用する。両社はAI技術の調査・検証も進め、設計後も実際の利用状況を計測しながら改善を続けられるオフィスづくりを目指すという。

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AIでオフィス内の人の動きや利用状況を可視化

今回のプロジェクトでは、コクヨが持つ空間づくりの知見と、SCIENのAI技術および検証力を組み合わせる。オフィス内の映像データを解析し、人の動きや各エリアの利用状況を捉える。

取得したデータは、オフィスのレイアウトや運用方法を検討する際の判断材料として活用する。併せて、映像解析に必要なAI技術を調査・検証。両社は、実際の現場で活用できる仕組みの構築を進めるとしている。

設計後に変化する「使われ方」を継続的に捉える

プロジェクトの背景には、働き方や組織の変化がある。こうした変化に伴い、設計後のオフィスの使われ方も変わっていく。

一方、従来のアンケートやヒアリング、目視による観察だけでは、その変化を継続的かつ定量的に把握することは容易ではないという。そこで両社は、実際のオフィス映像から利用状況を読み取り、改善の判断材料として活用するための検証を進める。

SCIENがAI技術の検証から映像解析、実装までを支援

プロジェクトでSCIENは、AI技術の調査・検証から映像データの解析までを担う。さらに、検証した技術を現場で利用できるかたちにするための実装も支援する。

今後は、シミュレーションツールの開発・実装から実証まで支援していく予定だ。

コクヨとSCIENは今回の取り組みを通じ、オフィスを設計して完成とするのではなく、設計後の実際の使われ方を計測しながら改善を続けるオフィスづくりを目指すとしている。