NTTドコモビジネスは10月6日、PC・サーバ、SaaS(Software as a Service)、ネットワーク機器など、社内に散在するIT資産情報を一元的に可視化するマルチデバイスライフサイクルマネジメントサービス(以下、MDLCM)を提供開始することを発表した。
このソリューションにより、棚卸・脆弱性対応・契約管理といった一連の業務を単一の画面上でワンストップに実行できるようになる。
ソリューションの概要
同社が今回発表したソリューションは、散在する資産情報を一つの画面に集約する「統合インターフェース」を特徴とする。複数のツールを個別に確認することなく、PCやサーバの構成情報、SaaSのアカウント状況、脆弱性の状況などを横断的に把握できるようになる。
確認した内容をそのままワークフロー基盤に連携し、契約管理・棚卸・所有者変更といった業務を、同じ画面上で申請および承認可能。申請結果は資産管理台帳に自動反映されるため、台帳を常に最新の状態に保てるという。
また、TaniumやIntuneなど、エンドポイント管理ツールを利用中であれば、既存の運用環境を活用しながらこのソリューションを導入可能とのことだ。
主な機能とユースケース
同ソリューションの利用により、棚卸計画の作成から実施依頼、回答収集、差異の修正、台帳反映までを一連で実施できる。また、資産の所有者変更を、申請から承認、台帳反映までワンストップで実施可能。資産に「重要度」という新たな評価軸を追加し、AIによる判定支援や根拠提示を受けながら、未確認資産を可視化できるようになる。
さらに、公開されている脆弱性情報と資産を突合し、重要度と深刻度から対応優先順位をAIが自動算定してダッシュボードに提示。保守契約やリース契約の満了時期を資産とひも付けて管理し、更改時期を事前に把握できる。製品のサポート終了時期(EOL / EOS)を稼働資産と突き合わせ、対応時期を時系列で提示する。
今すぐ対応すべき課題については、ダッシュボード上部にAIが自動要約して提示し、担当者の判断を支援する。