シャープは、オフィスのネットワークセキュリティ機能を統合的に管理するUTM(統合脅威管理)の新製品「BP-X3CPシリーズ」を4月1日に発売した。インターネット通信の検疫性能を従来機種比で約1.7倍に強化しており、Wi-Fi 7対応を含む3機種を用意する。価格はオープンプライス。
BP-X3CPシリーズのラインナップ
- BP-X3CP1(スタンダードモデル)
- BP-X3CP1W(Wi-Fi 7対応モデル)
- BP-X3CP2(ハイスピードモデル)
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ製のベースエンジンを採用したUTM(Unified Threat Management、統合脅威管理)ソリューション。
ファイアウォールやIPS(侵入防御システム)、アンチウイルス、アンチスパム、URLフィルタリング、アプリケーション制御、アンチボットといった7種類のセキュリティ対策機能を搭載しており、マルウェアの侵入や不正アクセスによる攻撃をはじめ、さまざまなネットワーク上の脅威に一台で対応できるという。
セキュリティシステムは自動で最新版に更新し、ウイルスやフィッシング詐欺などのサイバー攻撃に日々対応。検知・防御した脅威の情報やリスクの高いアプリケーションの利用状況などを毎月メールでレポートするサービスも提供する。
シャープでは「ネットワークの状態や潜在的なリスクを把握しやすくすることで、専任のIT管理者が不在の中小企業やSOHOなどにおいても手軽にセキュリティを強化できる」としている。
スタンダードモデルのBP-X3CP1と、Wi-Fi 7対応モデルのBP-X3CP1Wでは、インターネット通信の検疫性能(NGTX脅威対策スループット)が、2023年発売の「BP-X2CP1」、「BP-X2CP1W」と比べて約1.7倍の750Mbpsに向上。多くの従業員が同時にWebサイトを閲覧している状況でも脅威をすばやくスキャンし、企業内の回線ひっ迫も抑制するという。ハイスピードモデルのBP-X3CP2のNGTX脅威対策スループットは1,000Mbps。
全機種で1000BASE-T対応のRJ45ポート6系統を装備したLANスイッチを搭載。BP-X3CP1WはさらにWi-Fi 7(2×2、2.4GHz/5GHz帯)にも対応する。最大通信速度や接続の安定性が向上したことで、円滑で安全性の高いデータ通信が行えるという。
外形寸法(幅×奥行×高さ)/重さは210×180×42.5mm/約0.7kgで3機種共通(アンテナ部を除く)。最大消費電力は、スタンダードモデルとハイスピードモデルが26.01W、Wi-Fi 7対応モデルは31.28W。

