Microsoftは3月14日(米国時間)、「Windows 11, version 25H2 known issues and notifications|Microsoft Learn」において、Samsungの一部Windows 11 PCがCドライブへのアクセスを喪失したと報じた。

不具合の発生当初、Windows 11向けの2月のセキュリティ更新プログラムまたはそれ以降の更新プログラムをインストールすることで、Cドライブを喪失する可能性があると指摘されていた。ところがその後の調査で、Samsung Galaxy Connectアプリの不具合だったことが判明したという。

  • Windows 11、version 25H2 known issues and notifications|Microsoft Learn

    Windows 11, version 25H2 known issues and notifications|Microsoft Learn

Windows 11で複数のアプリケーションが起動しない不具合

この不具合は、アプリケーションの起動時にエラーメッセージ「C:\ is not accessible – Access denied」を表示して、起動をブロックされる問題とされる。影響を受けるアプリはOutlook、Officeアプリ、Webブラウザー、システムユーティリティ、クイックアシストなど多岐にわたり、日常的な操作を阻害される可能性がある。

Cドライブを喪失するサムスンのWindowsパソコンのモデル

3月のセキュリティ更新プログラムの提供タイミングに合わせて不具合が報告されたことにより、当初は更新プログラムに原因があるとみられていた。しかしながら、その後の両社の調査によりSamsung Galaxy Connectアプリに原因があることが特定された。

この不具合は、Windows 11バージョン24H2および25H2を実行する次のデバイスに影響する可能性がある。

  • Samsung Galaxy Book 4
  • Samsungデスクトップモデル(NP750XGJ、NP750XGL、NP754XGJ、NP754XFG、NP754XGK、DM500SGA、DM500TDA、DM500TGA、DM501SGAなど)

Samsung Galaxy ConnectアプリをMicrosoft Storeから一時的に削除

Microsoftは被害の拡大を防止するため、Samsung Galaxy ConnectアプリをMicrosoft Storeから一時的に削除する緊急対策を実施した。Samsungも被害の拡大を防止するため、不具合の存在しない旧バージョンの公開に切り替えたとされる。

すでに不具合の影響を受けたデバイスの復旧手順は検討中とされ、本稿執筆時点までに手順の発表は確認できていない。MicrosoftはSamsungへの協力姿勢を示しているが、実際の対策はSamsungに委ねる方針とみられる。そのため影響を受けたユーザーは、Samsungの公式発表を待つか、Samsungのサポート窓口に問い合わせる必要がある。