Malwarebytesは3月12日(米国時間)、「This Android vulnerability can break your lock screen in under 60 seconds | Malwarebytes」において、一部のAndroidデバイスに影響する深刻な脆弱性が発見されたと報じた。

脆弱性の悪用にはUSBポートへの物理アクセスが必要とされるが、1分以内にデバイスのロック解除およびウォレットのシードフレーズ(別名: リカバリーフレーズ)を抽出できるという。

  • 一部のAndroidデバイスに影響する深刻な脆弱性が発見

    一部のAndroidデバイスに影響する深刻な脆弱性が発見

MediaTek製SoC搭載端末に影響

対象の脆弱性は、MediaTek製SoC(System on a Chip)を搭載するデバイスに影響を与える。Androidスマートフォンの約25%が影響を受けると推定され、とくに廉価モデルが影響を受けやすいと評価されている。

公開された脆弱性情報(CVE-2026-20435)

脆弱性の情報は次のページにまとまっている。

脆弱性の情報(CVE)は次のとおり。

  • CVE-2026-20435 - 不十分な機密情報保護の脆弱性。デバイスに物理アクセス可能な攻撃者は、デバイスの固有識別子を読み取れる可能性がある(CVSSスコア:4.6)

影響を受けるMediaTek製SoC一覧

脆弱性が存在するとされる製品(MediaTek製SoC)は次のとおり。

  • MT2737
  • MT6739
  • MT6761
  • MT6765
  • MT6768
  • MT6781
  • MT6789
  • MT6813
  • MT6833
  • MT6853
  • MT6855
  • MT6877
  • MT6878
  • MT6879
  • MT6880
  • MT6885
  • MT6886
  • MT6890
  • MT6893
  • MT6895
  • MT6897
  • MT6983
  • MT6985
  • MT6989
  • MT6990
  • MT6993
  • MT8169
  • MT8186
  • MT8188
  • MT8370
  • MT8390
  • MT8676
  • MT8678
  • MT8696
  • MT8793

脆弱性への対策

MediaTekはファームウェアの修正パッチをリリースし、すでにベンダーへ供給済み。実際の対応はベンダーに委ねられており、詳細はベンダーに問い合わせる必要がある。影響を受けるユーザーは、ベンダーが配布するセキュリティアップデートを確認し、配布後速やかにアップデートすることが推奨されている。