レバレジーズは3月10日、レバテックが実施したIT人材のキャリア意識に関する調査結果を発表した。管理職に就いていないIT人材の約6割が「管理職になりたくない」と回答し、半数以上が技術志向のキャリアを希望していることが明らかになった。

  • AI時代におけるIT人材のキャリア意識の実態調査(出典:レバテック)

    AI時代におけるIT人材のキャリア意識の実態調査(出典:レバテック)

IT人材に最終的なキャリア希望を尋ねたところ、「技術的な専門性を磨いていきたい(技術志向)」が51.5%と最多となった。次いで「上流工程やプロジェクトマネジメントのスキルや経験を積みたい」が32.7%、「管理職として責任範囲を広げていきたい」が15.9%と続く。技術志向を選んだ理由としては「自身の技術・スキルを極めたいから(43.6%)」が最多だった。

  • 最終的なキャリア希望(出典:レバテック)

    最終的なキャリア希望(出典:レバテック)

  • 【志向別】キャリア希望の理由(出典:レバテック)

    【志向別】キャリア希望の理由(出典:レバテック)

現在管理職に就いていないIT人材に「管理職になりたいか」を尋ねると、「ほとんどそう思わない(21.4%)」「まったく思わない(35.6%)」を合計した約6割が否定的な回答をした。一方、「非常にそう思う(4.2%)」「ややそう思う(14.3%)」という肯定的な回答は合わせて約2割にとどまる。

  • 管理職になりたいか(出典:レバテック)

    管理職になりたいか(出典:レバテック)

  • 【年代別】管理職になりたいか(出典:レバテック)

    【年代別】管理職になりたいか(出典:レバテック)

年代別では20代の約4割が管理職に否定的だったのに対し、50代では7割超となり、年代が上がるにつれ管理職志向が低下する傾向が見られた。管理職になりたくない理由の上位は「責任やストレスが増えそうだから(44.7%)」「適性がないと感じるから(15.4%)」「技術者としての専門性を磨きたいから(12.8%)」となっている。

  • 管理職になりたい理由(出典:レバテック)

    管理職になりたい理由(出典:レバテック)

  • 管理職になりたくない理由(出典:レバテック)

    管理職になりたくない理由(出典:レバテック)

フリーランスへの関心については、「とても興味がある(9.6%)」「やや興味がある(22.9%)」の合計が32.5%となり、前年調査から7.3ポイント増加した。20代では前年の35.1%から51.5%へと大幅に上昇しており、若年層を中心に関心が高まっている。

  • フリーランスとしての働き方に興味があるか(出典:レバテック)

    フリーランスとしての働き方に興味があるか(出典:レバテック)

  • 【年代別】フリーランスとしての働き方に興味があるか(出典:レバテック)

    【年代別】フリーランスとしての働き方に興味があるか(出典:レバテック)

フリーランスに興味を持つ理由の1位は「業務する時間や場所を自由に選択したいから(54.8%)」で、「管理職になりたくないから(19.8%)」と答えた人も約2割に上った。

また、現役のITフリーランスの83.5%が「今後もフリーランスとして働き続けたい」と回答。「正社員として働きたい」と答えた層は8.3%にとどまった。

  • フリーランスとしての働き方に興味がある理由(出典:レバテック)

    フリーランスとしての働き方に興味がある理由(出典:レバテック)

  • 【フリーランス】今後のキャリアの方向性(出典:レバテック)

    【フリーランス】今後のキャリアの方向性(出典:レバテック)

なお、同レポートは「レバテックIT人材白書2026」として公表されたもので、IT人材を採用する企業担当者1,000人とIT人材3,000人を対象に、2025年11月12日〜19日にインターネット調査で実施されたもの。白書全文はレバテックのWebサイトでPDFとして閲覧できる。