Neowinは3月4日(現地時間)、「New report clarifies whether Microsoft is indeed releasing Windows "12" in 2026」において、「2026年にWindows 12」が登場するという報道を巡る混乱について解説した。
発端はPCWorldがWindows 12が2026年に登場する可能性を示唆したことにあるが、話題になったと同時に、この情報の信憑性についての懸念の声も上がっていた。
翻訳ミスが原因でWindows 12の噂が拡散
PCWorldが公開した記事には、Windowsの次世代バージョンである「Windows 12」が2026年にリリースされる可能性があるという情報が記されていた。Microsoftは公式にはWindows 12のリリースに関する発表を行なっていないが、PCWorldは「リーク情報、社内プロジェクトへの言及、ハードウェアパートナーからの声明」を根拠に、2026年リリースの可能性を導き出した。
Windows 12の噂は数年前から度々話題になっていたが、今度こそ正しい情報なのだろうか。
Windows 12登場説は今回も誤報
結論を言えば、今回もまた誤報だったようだ。PCWorldはその後、記事内容に誤解を招く表現があったと説明した。問題の部分はドイツ版PC-Weltの記事の翻訳過程で生じた誤解によるもので、独自の新情報を示したものではなかったという。現在、PCWorldの元記事には情報の不正確さに関する注釈が追加されている。また、PCWorldでは今回の問題がどのように生じたのかについての事後分析の結果を公開した。
今回の噂では、コードネーム「Hudson Valley Next」と呼ばれる新OSが2026年に登場する可能性があるとされたほか、AI機能を中核に据えた設計、モジュール型アーキテクチャーの「CorePC」、新しいユーザーインタフェースなどが特徴として語られた。
しかし実際には、現在のMicrosoftの開発ロードマップはWindows 11の改善に集中しており、とくにAI機能の統合に対する批判への対応や、タスクバーなどの既存機能の改善が主な焦点となっている。AI中心の設計は現在の開発方針と一致しているが、これはWindows 11ですでに進行中だ。
Windows 12のリリースを示唆する証拠はない
少なくとも現時点では、Windows 12のリリースが近いことを示唆する信頼できる証拠はない。Neowinは、2026年にはWindows 11のバージョン26H2がリリースされる可能性が高いと結論づけている。
