アイシン高丘は1月28日、インドネシアエネルギー鉱物資源省研究開発センターのテックミラと、バイオマス由来の化学製品開発に関する共同研究契約を締結した。

  • テックミラ スラメット試験開発部長(左)、インドネシア現地法人 PT ATP BIO INDONESIA 瀧社長(右)

    テックミラ スラメット試験開発部長(左)、インドネシア現地法人 PT ATP BIO INDONESIA 瀧社長(右)

アイシン高丘は2025年12月より、インドネシア現地法人のPT ATP BIO INDONESIAにて、パーム油製造過程で排出されるヤシ殻を原料としたバイオ燃料「Bio-M-Coke」の生産を開始している。しかしパーム油製造過程ではヤシ殻以外にも多くの廃棄物が排出されており、投棄による温室効果ガスの発生が深刻な課題となっていた。

  • パーム油を生産する過程で排出される廃棄物 樹幹(Oil Palm Trunk)

    パーム油を生産する過程で排出される廃棄物 樹幹(Oil Palm Trunk)

両社はアイシン高丘が持つバイオ燃料「Bio-M-Coke」の技術と、テックミラが保有する鉱物の知見を組み合わせ、インドネシアで投棄されているパーム油工場などの廃棄物から化学品を製造・利用する技術の開発を推進。共同研究を通じ、未利用の廃棄物を資源として活用する新たな技術を確立し、環境負荷の低減と持続可能な社会への貢献をめざす。