Microsoftは2月27日(米国時間)、Windows Insider ProgramのBetaチャネル向けに「Windows 11 Insider Preview Build 26220.7934(KB5077242)」を公開した。この最新プレビュー版は、共有オーディオの改善、バッチファイルのセキュリティとパフォーマンスの向上などを含んでいる。
新たに導入された機能と改善
Windows Insider ProgramのBetaチャネルは、比較的安定した環境において開発中の新機能をテストできる先行ビルド。すべての新機能がリリースされるとは限らないが、 IT担当者は機能の早期確認および検証ができる。
今回新たに導入された注目の機能と改善は次のとおり。
- バッチファイルのセキュリティとパフォーマンスを強化した。管理者および「Application Control for Business」のポリシー作成者向けに、バッチファイルとCMDスクリプトの追加の制御機能を提供する。具体的にはレジストリキー「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Command Processor」に「LockBatchFilesWhenInUse(DWORD、値は0または1)」を追加することで、バッチファイルの処理中にファイルの変更を防止できる
- 共有オーディオ(プレビュー)の音量が、デバイスごと個別に調整できるようになった(関連記事:Windows 11、2台のBluetoothオーディオ(LE)で同時に音が聞けるように | TECH+(テックプラス))。クイック設定およびキーボードのコントロールから利用できるメインの音量コントロールを使用すると、引き続き両方の音量を同時に調整できる
- 共有オーディオ(プレビュー)が新たにSamsung Galaxy Buds 4、Buds 4 Pro、Sony WF-1000XM6、Xboxワイヤレスヘッドセットに対応した
- ナレーターにショートカットキー[ナレーターキー]+[\]を追加した。このショートカットキーを使用すると、Microsoft Word、Excel、PowerPointなどのステータスバーの内容を読み上げることができる
この他、KB5077242では、Devチャネル向けにリリースされた最新のペイントアプリが利用可能になっている。選択領域の回転が新たにサポートされ、画像編集の利便性を向上している(関連記事:Windows 11のペイントが選択範囲の回転をサポート | TECH+(テックプラス))。
これら新機能および機能の改善は、設定アプリ→「Windows Update」の「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」を有効にしている環境から段階的に展開される。いち早く体験したいユーザーは、設定を有効にする必要がある。
