The Registerは2月23日(現地時間)、「Gemini users say their chat histories have quietly vanished • The Register」において、Googleのチャットボット「Gemini」との会話が一部消失したと報じた。
ユーザーから、過去数カ月間の会話が消えてしまったという苦情が多数寄せられ、一部ユーザーはGemini 3.1のロールアウト後に問題が起きた可能性を指摘したという。
履歴は存在しているが、表示に失敗した可能性
この件はThe Registerへの報告以外に、Googleサポートフォーラムへの投稿も確認できる。このユーザーはアクティビティの自動削除をデフォルトの18カ月間に設定していたにもかかわらず、1年未満の使用期間ですべての履歴が消えたと報告。また、アクティビティログにはすべてのプロンプトが表示されると述べ、データがどこかに保存されている可能性を伝えている。
この投稿にはゴールドプロダクトエキスパートを獲得しているボランティア貢献者(一般ユーザー)が、興味深い返信を行っている。概要をまとめると、アクティビティログにプロンプトが残っていることからデータは失われておらず、エラーが原因でデータを表示できていないとの主張だ。真偽は定かでないが、単純な表示エラーの可能性を指摘している。
Googleは不具合を認め、対策を実施中
The RegisterによるとGoogleは次のように述べ、対策に乗り出したという。
「現在、一部ユーザーのチャット履歴が一時的に非表示になる不具合を修正中です。影響を受けたユーザーのチャット履歴はまもなく復元されます。ご不便をおかけして申し訳ありません、迅速な解決に向けて取り組んでいます」
Googleフォーラムには2月24日ごろから回復の報告が投稿され始めており、徐々に復旧に向かっている様子を確認できる。しかしながら、回復後に不具合が再発したとの投稿や、新たに不具合に遭遇したとする投稿もあることから、完全復旧にはまだ時間を要するものと推測される。
