ナゴミヤは2月16日、中小個人飲食店を対象とした「今一番困っていること・仕入れをはじめたきっかけ」に関する調査結果を発表した。同調査は1月5日~15日、同社サービスの利用者218店舗を対象にインターネットで実施した。

  • 今いちばん困っていること

    今いちばん困っていること

和・洋菓子店、カフェ・キッチンカーの経営者に、今、一番困っていることを尋ねると、最も多い回答は「価格が上がって粗利が出にくい」だった。次いで「小ロットで試せる商品が少ない」、「製造の人手が足りない」となっている。

課題を尋ねたところ、全体の約4割が「価格高騰による粗利減少」と答えた。菓子店では「製造の人手が足りない」、カフェ・キッチンカー経営者では「賞味期限が短く、ロスが多い」が最大の課題となっている。

  • 和・洋菓子店の課題、カフェ・キッチンカーの課題

    和・洋菓子店の課題、カフェ・キッチンカーの課題

同社は、全国の中小個人店舗がメーカーから直送で仕入れができる通販「なごみや」を運営している。このサービスを利用した目的を尋ねると、「商品の幅を増やしたかった」という回答が上位に挙がっている。

  • 仕入れを開始したきっかけ

    仕入れを開始したきっかけ

アンケートでは、仕入れのきっかけとして「商品の幅を増やしたかった」という回答が上位に挙がった。菓子店では、人手不足を補うため、自社でつくれない分を仕入れ品で補う「製造代行」需要が明確だが、カフェやキッチンカーでは、「小ロット仕入れ」を活用し、リスクを抑えつつ新メニューを導入する「実験的な仕入れ」が主流となっている。

同社はその事例として、「自社のメインカテゴリーとは異なる商品を戦略的に取り入れ、客層を広げる店舗」について挙げた。和菓子店が若年層や洋菓子需要を取り込みために「洋菓子」を販売したり、洋菓子店がシニア層へ客層を広げ、客単価を向上させるために「和菓子」を販売するといった例が増えているという。