エクサウィザーズは2月13日、ITサービス導入時のセキュリティチェックを支援する「exaBase コーポITエージェント」を2026年春からトライアル提供することを発表した。同サービスは新たなITサービスやAIサービスを導入する際に、AIエージェントが利用規約や関連文書を解析し、企業独自のチェック基準に沿って、セキュリティチェックシートへの回答案を自動生成する。

  • 「exaBase コーポITエージェント」の提供を開始する

    「exaBase コーポITエージェント」の提供を開始する

開発の背景

生成AIの急速な普及が進む中、情報システム部門では「新しいIT / AIサービス導入時のセキュリティチェックが必要」「担当人材が不足しておりチェックに時間がかかる」「利用規約やプライバシーポリシーの読み込みに時間がかかる」「サービス規約が更新されるため定期的な再評価が必要」といった課題が生じている。

エクサウィザーズはこうした負担が日本企業におけるIT / AIサービス導入の遅れの一因になっているとして、「セキュリティチェック」と「定期的な再評価」の負担を最小化し、安全かつ迅速なサービス導入を支援するため、「exaBase コーポITエージェント」を開発した。

「exaBase コーポITエージェント」4つの特徴

同サービスは企業独自のチェック基準に対応し、企業ごとに異なるセキュリティチェックシートやフォーマットをそのまま登録可能。各社のチェック基準に沿ってAIエージェントが回答のドラフトを自動生成するため、既存の審査フローを崩さずに導入可能だ。

  • チェック実行の画面例

    チェック実行の画面例

回答の根拠を明示し正確性を担保

AIによる回答は、その根拠となる条文を必ずセットで表示する仕組みとした。提示される文章が実際の規約文書内に存在することを確認できるため、チェック担当者は情報の正確性をすぐに判断できるという。

  • 根拠となる条文を提示する

    根拠となる条文を提示する

文書精査の時間短縮に貢献

IT / AIサービスの利用規約やプライバシーポリシーなどは、数百ページにおよぶ膨大な量となる場合もあるため、担当者のチェック負荷も高い。AIエージェントが必要な箇所を迅速に特定することで、チェックに要する時間の短縮に寄与する。

導入後の定期的な再評価をサポート

利用規約やプライバシーポリシーの改定、認証の更新などを、定期的に確認および再評価する運用をサポートするという。そのため、一度審査して終わりではなく、常に最新のリスク状態を把握できるようになる。