Windows Centralは2月8日(現地時間)、「5 open-source Windows 11 apps you didn't know you needed」において、Windows 11ユーザーにおすすめのオープンソースアプリ5本をピックアップして紹介した。

いずれもGitHubなどで無料で公開されているので、気軽に試してみることができる。

軽量で広告もない実用的な選択肢

Windows 11には多くの標準ツールが搭載されているが、システム全体の機能を拡張し、日常的な操作性を高めるにはサードパーティ製のアプリの活用も不可欠だ。Windows Centralが紹介したのは、軽量で効率的に動作し、広告や不要な機能を持たないオープンソースのアプリだ。知名度は高くないものの、ユーザーの日常の作業を快適なものにしてくれる。

Ditto:クリップボード管理ツール

「Ditto」は高機能なクリップボード管理ツールだ。コピーしたテキストや画像の履歴を保持し、一覧から簡単に呼び出すことができる。検索機能も備え、過去のコピー内容を素早く再利用できる点が強みとなる。標準のクリップボード履歴では物足りないユーザーに向いている。

Double Commander:ファイルマネージャー

「Double Commander」は2ペイン型のUIを持つファイルマネージャーだ。左右に並ぶパネルにそれぞれ別のフォルダーを開き、ファイルの移動やコピーを効率よく行えるようになっている。複数ファイルの一括処理や高度な検索にも対応するほか、圧縮形式のアーカイブファイルを展開せずに操作できるのも便利な点だ。

UniGetUI:パッケージ管理ツール

「UniGetUI」はWindows向けパッケージ管理を統合するGUIツールである。Microsoftが提供するwingetや、サードパーティーのChocolatey、Pip、NPMなど、Windowsにもさまざまなパッケージマネージャーを利用できるが、いずれもコマンドライン操作が必要で初心者には敷居が高い。UniGetUIを使えば、これらの複数のパッケージマネージャーを一画面にまとめて、マウス操作でアプリの導入や更新ができるようになる。

  • Windows向けパッケージ管理を統合する「WinGetUI」

    Windows向けパッケージ管理を統合する「WinGetUI」

LocalSend:ファイル送信アプリ

「LocalSend」はローカルネットワーク内でファイルを送信するアプリである。インターネットを介さず、同じネットワーク上の端末と直接データのやりとりができる。AppleデバイスのAirDropのようなツールだが、Windows 11、macOS、Linux、Android、iOSに対応しており、異なるデバイス間のファイル共有にも使える点が大きな魅力となっている。

アカウント登録は不要で、サーバにファイルを送る必要がないことに加えて、通信内容は暗号化されることも重要なポイントだ。

  • ローカルネットワーク内でファイルを送受信できる「LocalSend」

    ローカルネットワーク内でファイルを送受信できる「LocalSend」

MPV:メディアプレーヤー

「MPV」は軽量かつ高性能なメディアプレーヤーで、余分な機能を省きつつ、高解像度や高ビットレート動画を安定して再生する点が大きな特長。VLCなど他の一般的なプレーヤーと比較してリソース消費が少なく、HDRや高解像度コンテンツの再生を滑らかに行える点が高く評価されている。

設定ファイルを編集することで、複数のプロファイルやショートカットの割り当て、スクリプトによる機能拡張など、多彩なカスタマイズを行うことができるので、画質や操作性にこだわるユーザーにも適している。

これら5つのアプリはいずれも派手な機能を持つわけではないが、いずれもWindows 11の操作性を向上させるには十分に有用であり、必要な機能だけを追加したい利用者に適した選択肢と言える。自分の用途に合致するアプリがあれば試してみるといいだろう。