〈アジア言語・人材サービス〉ゴーウェル社長・松田秀和の「国内在住の『高度外国人材』採用を支援、 日本企業の変革期を支えていく!」

東南アジアに特化した言語事業から高度外国人材紹介事業へ

 当社は2012年から東南アジア言語に特化した翻訳通訳事業、スクール事業を始めました。現在は「アジア語ソリューション事業」として、アジア言語に特化したサービスでは業界のリーディングカンパニーだと自負しております。また、2018年からはアジア出身の人材を中心とした国内在住の高度外国人材紹介を行う「高度外国人財紹介事業」に注力しており、様々な企業が抱える高度外国人材採用・育成を軸にした課題解決に取り組んでいます。

 多くの人材サービス会社がある中、これだけアジアに関する知見をもった上で外国人材紹介サービスを提供している会社は当社だけです。

 これまで1万社超の企業様にご利用いただき、高度外国人の就職希望者は1万2000人以上に上ります。登録者のほとんどがすでに日本に住み、日本語能力も高く、日本文化をある程度理解した人材です。日本だけではなく世界で通用する優秀な人材ですので、企業が希望する人材要件とのマッチング率が高いのが当社の特徴です。

 長い人口減少時代に入った日本はいま、人手不足が深刻な問題になっていますが、より深刻になるのはこれからです。今後企業は労働力不足とグローバル競争という二つの課題に同時に向き合わなくてはいけません。企業内でも外国人との共生はもう待ったなしの時代を迎えています。

 もっとも、就職を希望する外国人材にも、受け入れる側の企業にも、どちらにも悩みがあります。当然ですが、外国人との共生を図るには、双方がお互いに文化や価値観の違いを理解しようとしないと、うまくいきません。

 就職希望者は、高い日本語能力を持ち、日本社会の独特のルールや文化・風習を理解していないと、なかなか企業になじめないし、企業も採用しにくい。一方、受け入れる側の企業にも、明確な採用目的を持ち、言葉も文化も違う外国人材をきちんと理解し、活躍できる環境を整える必要があります。

 この両方が成り立たないとお互いに不幸な結果を招くことになりかねませんので、当社としても、これまで蓄積した知見をもとに、そこはしっかりサポートしています。

 これまで日本企業は同質性を好む組織で良かったかもしれませんが、これから外国人社員との共生を実現するには、違いを価値として認め、多様性を力として認めなければなりません。その意味で、日本は今、大きな変革期にあります。言い換えると、日本語が流暢な外国人材と一緒にグローバル化を進めるチャンスでもあります。

 われわれは日本とアジア、世界をつないできた先駆者として、今後も多様性を力に、日本の変革をリードする企業になりたいと考えています。

【著者に聞く】フリー専務執行役員CHRO・川西 康之『freee 成長しまくる組織のつくりかた』