米Teradataはこのほど、企業がAIエージェントを「実験室」から「本番環境」に移行させるための統合基盤「Teradata Enteprise AgentStack」を発表した。同製品は、マルチエージェントおよびハイブリッド環境において、信頼性の高いエージェンティックAI(自律型AI)の展開を可能にする。
クラウド版は2026年第2四半期(4月-6月)、オンプレミス版は2026年後半に提供開始予定。
Teradata Enterprise AgentStackの特徴
Teradata Enterprise AgentStackは、ハイブリッド環境全体でコンテキストを共有し、相互運用性を備えた「実運用可能なエージェント」を提供するための、オープンかつ接続性の高いスタックす。
以下の4つの主要コンポーネントから構成される。
- 【構築】AgentBuilder:コンテキストを理解するエージェントを迅速に作成
- 【統合】Enterprise MCP:ミッションクリティカルなデータを安全に接続(新機能)
- 【展開】AgentEngine:ハイブリッドインフラ全体でエージェントを実行(新機能)
- 【管理】AgentOps:ガバナンスとライフサイクルを一元管理(新機能)
AIエージェントの構築
AgentBuilderにより、ノーコードおよびプロコードのフレームワークを活用し、インテリジェントなエージェントを構築することが可能。
Karini.ai、LangGraph、CrewAI、Flowise などの主要なフレームワークをサポートし、エージェントは、Teradataの業界別データモデルや専門的なプロンプトにアクセスし、NVIDIAや各クラウドベンダーのツール、オープンなLLM APIと組み合わせて活用できる。
事前構築済みエージェントとして、「顧客生涯価値(LTV)分析」「SQL最適化」「データサイエンスワークフロー」「システム監視」などのテンプレートを利用可能。
