Windows Centralは2月3日(米国時間)、「Windows 10 hit by same shutdown bug as Windows 11|Windows Central」において、Windows 11の“シャットダウン問題”がWindows 10にも波及したと報じた。

これはWindows 11バージョン23H2向け1月のセキュリティ更新プログラム「KB5073455」をインストールすると、一部のPCが休止状態またはシャットダウンに移行できなくなる不具合。

Microsoftは1月17日、定例外(OOB: Out-of-band)更新プログラム「KB5077797」をリリースし、不具合を修正したと発表したが1月31日にこれを撤回。不具合を修正できていなかったことを明らかにしていた。

今回は拡張セキュリティ更新プログラム(ESU: Extended Security Update)に登録しているWindows 10 PCにおいても、1月のセキュリティ更新プログラムをインストールすることで同様の不具合を引き起こすことが確認されたという。

シャットダウン問題の影響範囲が拡大

この不具合の影響を受けるWindowsバージョンは次のとおり。Windows 11バージョン25H2および24H2は影響を受けないとされる。

  • Windows 11バージョン23H2
  • Windows 10バージョン22H2 (ESU)
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2021
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2019
  • Windows Server 2019

Microsoftは不具合の条件および症状を次のように説明している。

仮想セキュアモード(VSM: Virtual Secure Mode)が有効になっているSecure Launch対応PCの一部がシャットダウンまたは休止状態に入ることができません。代わりに、デバイスが再起動します」

解決に向けた取り組み中

Microsoftは「今後のWindows更新プログラムで解決される予定です」と述べ、将来のアップデートで修正予定と発表した。追加情報は明らかになり次第、速やかに公開するとしている。本稿執筆時点で回避策や緩和策は公開されておらず、安全に電源を切る方法はわかっていない。