キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は1月30日、利用者がデジタルツールを活用して自ら課題を解決できるデジタルサービスの構築を支援するプラットフォーム「WebPerformer-NX(ウェブパフォーマエヌエックス)」に、生成AIによるSQL提案や構文チェックをする機能を搭載した新バージョンを提供開始した。
新バーション提供の背景と新機能の概要
DX(デジタルトランスフォーメーション)が進展する中、多くの企業が業務効率の向上を図り、競争優位性の確保を目指している一方で、その実現方法や具体的な手法について模索している企業も少なくないという。
同社では、そうした企業の取り組みの実現を支えるツールとしてデジタルサービスの構築を支援するプラットフォームとしてWebPerformer-NXを2023年から提供している。今回のバージョンアップでは、JavaScriptやSQLのコーディング作業による負担を軽減する生成AIを用いた新機能を搭載し、スピーディーで高品質なアプリケーション開発を実現するとのこと。
主な特徴として、SQL文を提案する「AI SQLサジェスト」は日本語で要件を入力するだけで、AIが最適なSQL文を提案し、専門知識を持っていても時間を要するSQL作成を効率化を図り、開発時間を短縮するという。また、AI機能はWebPerformer-NXに標準搭載されているAmazon Bedrockを利用しているため、追加で外部のAIサービスを導入することなくシンプルな開発環境を保つことを可能としている。
また、構文や文法ミスを自動検出する「AI コードフィックス」は開発段階で不正な構文や文法ミスを自動的に検出し、早期修正を可能にする。システムの動作不良の原因となるコードの構文エラーを減少させるとともに開発効率を高め、コード品質の向上と障害発生リスクの低減を実現するとしている。
今後もシステム開発全体の効率化だけでなく、運用面においてもAIを活用した機能を拡充し、業務推進者の利便性を高める機能を提供していく考えだ。
