Windows Centralは1月19日(米国時間)、「Windows 11 bugs outpace emergency Microsoft updates|Windows Central」において、Windows 11向け1月のセキュリティ更新プログラム「KB5074109」をインストールすると従来のOutlook(Outlook classic)が使い物にならなくなる可能性があると報じた。
更新プログラム「KB5074109」からは画面のブラックアウトやOutlookの起動問題など、複数の不具合が報告されており、一部は定例外(OOB: Out-of-band)更新プログラムによる緊急の対策が実施されている。不具合を修正しては新しい不具合が生まれるという状況が続いており、Windows Centralはモグラ叩きのような対応と非難している。
従来のOutlookが使い物にならない
従来のOutlook(Outlook classic)を利用しているユーザーの報告によると、1月の更新プログラム「KB5074109」をインストールして以降、Outlookがランダムにハングアップ(動作を停止)したり、メールを保存しなくなる不具合が発生するという。また、「送信済みアイテム」に保存されている送信済みメールを表示しないケースも報告されている。
業務に支障を来すため速やかに改善したいところだが、これまでに特定された解決策は更新プログラムをアンインストールする方法のみとされる。しかしながら、この更新プログラムには112件の脆弱性の修正が含まれており、アンインストールは推奨されていない。
セキュリティ対策のために更新すれば業務に支障を来し、改善すればセキュリティ上のリスクを招くという、苦渋の決断を強いる状況が続いている。Windows CentralはMicrosoftがアップデートプロセスに変更を加えない限り、今後も同様の問題が続くと指摘。不具合解消に向けた取り組みと同時に、再発を防止する仕組み作りをするように求めている。
