2026年の年頭にあたり、日本ヒューレット・パッカード 代表執行役員社長の望月弘一氏は年頭所感として、以下を発表した。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中に皆様から賜りましたご支援、ご厚情に深く感謝申し上げます。
HPEは、ネットワーキング、クラウド、AIを主軸とするテクノロジーパートナーとして、多様な業種・業界のお客様に支えられながら、昨年10周年という節目を迎えました。
この10年間、日本を含む世界の産業界は、デジタル化の加速、クラウドの活用、そしてAIの急速な浸透により既存構造を劇的に変化させる大きな変革期を経験してきました。世界が経済の不確実性や社会課題への対応を迫られる中、テクノロジーは持続可能な成長と信頼性を支える基盤として、ますます重要な役割を果たしています。HPEはこうした変化に対応しながら、常にお客様のデータを中心としたビジネス変革を支えるため、戦略的な買収を通じて先進技術を積極的に獲得してきました。その結果、現在ご提供できるソリューションは飛躍的に進化を遂げています。
そして、2025年11月には、Juniper Networksのメンバーを新たに迎え入れ、最新のネットワークアーキテクチャを提供できる体制が整いました。テクノロジーの相互移植(cross-pollination)による「ネットワークのためのAI」および「AIのためのネットワーク」を実現する、AI時代に最適化されたネットワーキングソリューションを提供してまいります。
2026年、HPEは「持続可能な社会の実現に寄与する」という企業パーパスのもと、変化のスピードが極めて早いIT市場において、お客様の声に真摯に耳を傾け、テクノロジーの進化を加速してまいります。オンプレミス、クラウド、それぞれの環境が持つ長所を融合した第三極のクラウドプラットフォーマーとして、ベンダーおよびクラウドを跨るニュートラルなソリューションを提供し、お客様のIT環境の最適化に貢献してまいります。そして、今年は特に下記の4点に重点を置いた事業を推進することで、お客様にご提供できる価値を最大化してまいります。
・強固なセキュリティを備えた高性能・高信頼のネットワーク基盤を提供
・GreenLakeのさらなる強化により、ハイブリッドクラウドの柔軟性と統合管理・サービスを網羅する幅広い機能を提供し、セキュアで俊敏なIT基盤の実現を支援。さらに、消費型モデルでお客様の運用効率化とコスト最適化を支援
・最新テクノロジーと自社のIP(知的財産)を活用し、性能・信頼性・可用性・拡張性・セキュリティに優れたサーバーおよびストレージによるデータ利活用環境の強化とIT基盤の最適化を支援
・政府・公共機関や規制が厳しい業界に向け、データ主権を確保し、規制遵守と機密データ保護を担保するセキュアなソブリンAI環境やプライベートAI基盤を提供、AI活用を安心して推進できる環境の実現を支援
改めまして、これまでの10年にわたるご愛顧に心から感謝申し上げるとともに、次の10年も、HPEはさらなる価値提供を目指し、進化し続けてまいります。
引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
