author岩井 健太
米国の消費者は今年のブラックフライデーにオンラインで118億ドルを支出し、過去最高を記録した。Adobeのアナリストのデータによると、昨年の108億ドルから増加しており、11月28日午前10時~午後2時の間には、オンライン購入者が毎分1250万ドルを費やしていたという。
ホリデーシーズン全体で2534億ドルの支出予測
Adobeは声明で「ブラックフライデーは、より多くの買い物客が自宅にとどまり、セールを活用することで、主要なeコマースの瞬間となった」とコメント。さらに、12月1日のサイバーマンデーは142億ドルのオンライン売り上げが見込まれ、さらに大きなイベントになると予測している。
Adobeは今年のホリデーシーズンの総支出を2534億ドルと予測しており、昨年の2411億ドルから増加する見込みだ。Salesforceのデータでは、ブラックフライデーの世界全体の支出は790億ドル、うち米国は180億ドル。前年比でそれぞれ6%と3%の増加となった。ただし、この成長は消費者需要の増加というよりも、価格上昇の影響が大きいとのこと。Salesforceによると、価格は平均7%上昇し、注文量は1%減少している。
AdobeとSalesforceは、ホリデーショッピングにおけるAIの影響が拡大していると指摘。Salesforceによれば、感謝祭からブラックフライデーにかけて、AIやAIエージェントが世界で220億ドルの売り上げに影響を与えたという。しかし、その定義の範囲は明確ではない。
オンラインの急成長に対し、実店舗の動向はまちまちだ。RetailNextは全米の店舗来店数が3.4%減少したと報告する一方、Pass_byは全体で1.17%増加、百貨店では7.9%増加と発表している。11月29日付でTechCrunchが報じている。