出光が米国のAIデータセンター開発運営会社に出資
出光興産は11月21日、AIデータセンターの開発運営を行う米Overwatch Capitalへ出資するのと同時に、同時に米国全土を対象として最大1GW規模の発電を可能とする天然ガスの供給を目的とした戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。
増大するAIデータセンターの電力消費
AI市場の拡大によるAIデータセンターの新設ラッシュが続いているが、その一方で消費される電力をいかに安定的に確保するかということが問題になってきている。Overwatch Capitalでは、設備の老朽化などの課題を抱える電力系統に頼らずに自家消費を目的とした自社敷地内に設置されるオンサイトガス発電所を併設したデータセンターの開発を米国で展開しており、今回のパートナーシップに基づき、出光がOverwatch Capitalの開発する発電所への天然ガス供給を行っていくとするほか、データセンター向け液浸冷却における技術協力、バックアップ電源となるディーゼル燃料の供給、蓄電池インフラの整備といった領域においてもグループとして長年国内外で培ってきた知見を活用する形でエネルギーサービスの提供を検討していきたいとしている。
なお、最初の対象州としては、オハイオ州、テキサス州、イリノイ州、ユタ州、コロラド州、アリゾナ州、ジョージア州、ネバダ州、サウスカロライナ州、ペンシルベニア州などとしているが、将来的には対象州を順次拡大していく予定だという。
