古いPCの思い切った再利用は、部屋の模様替えのような真新しさを与えてくれる。何かをやってみたい!何かを作ってみたい!という衝動はとても大事。暇があれば考えてしまう。
エージェントを使ったプログラミング関連専用(記事)PCを試みるというのも良いし、Linux専用にしてファイルサーバーやレンタルサーバーとサイト構造を手軽にシンクするローカル環境の構築も良さそうだ。
古い機種では、小さなサブモニターを使って、特定のリアルタイムWebサイトを表示さておくだけのマシン、普通に空き容量をWindowsの共有データマシンにするなど、機能を絞ればできることはたくさんある。
しかし部屋の片隅に鎮座する型落ちしたノートPCたちを見ていると、どのマシンにどんなデータがあるかも曖昧な状況・・・。なにか切っ掛けがほしいものだ。
ステッカーPCの魅力に触れる
そんな中、Webを巡回していると自慢のステッカーPCをユーザーから募るサイトが面白い。OSSコミュニティのキャラクターや好きな文字を自身でカッティングして貼り付けるものが多いが、OSやツールのちがいはあれど、いつも生活を共にするマシンから溢れ出る自由な表現が目を奪う。
ステッカーを作って貼っておけば、PCのパーソナリティ(データ)を把握しやすいのでは?と思った。
最近、久しぶりにバイクを購入している筆者は、ツーリングやフィッシングと昔からの趣味の代名詞に加えて、ソロキャンプや天体撮影も加えたいとアウトドア志向の秋に意気込んでいる。今後、これら趣味から得られるであろう写真や動画をはじめ、GPSログ、メモや日誌と継続データを貯められる。
"バイク"を中心据えたステッカーを旗印にすることで、趣味専用のPCとして再活用しようと思い立った。
趣味ステッカーをAIで作る
以前、試してみたAdobe Firefly(記事)で実際の単気筒250ccに幾分か近づけたバイクを生成。文字には「This PC is being repurposed as a hobby machine, mainly for motorcycling, fishing, camping, and gaming.」(このPCは趣味用のマシンで、バイクや釣り、キャンプ、ゲーム用途に再稼働します)と載せて、画像をローカルに保存する。
初回なので、できるだけ工程をシンプルにしてみたが、やはりデザインが肝要。しかし、ここには難題の文字列の円形配置がある。画像ツールではレイヤーとパス操作が必要になり、工程も複雑でとても難しい。
Adobe Fireflyでやってみたところ、ご覧のように円形での文字配置もプロンプト("下の英語の文章をバイクを中心にした黒の円で配置して")で配置を試みる。
無事にAIが円形に文字を配置してくれたので、あとは画像をラベル用紙やシール用紙にプリンターで印刷し、ナイフやカッターで切り抜いてノートPCの天板に貼り付けるだけだ。
グラフィックツールのパス操作がまともに扱えない自分にとって、円形文字配置が簡単に可能になる生成AIの能力はとても大きい発見。そして、手元のプリンターでオリジナルのステッカーを作れると妙に貼りたくなる。
生成AIとの問答の末に、光沢を出すには光沢ラベル紙、家庭用ラミネーターでさらに向上できるという次の課題も見えてきた。完成した暁には、バイクのどこかに、さりげなく貼り付けてみよう。ステッカーにはまれば、いつの日かモレスキンノートのようなクールなバイクに変身しているかもしれない。




