Microsoftは10月20日(米国時間)、「October 20, 2025—KB5070773 (OS Builds 26200.6901 and 26100.6901) Out-of-band - Microsoft Support」において、Windows 11向けの緊急の帯域外更新プログラム「KB5070773」をリリースした。

この更新プログラムを適用することで、Windows回復環境(WinRE: Windows Recovery Environment)にてキーボードおよびマウスの操作ができなくなる不具合が修正される。

  • October 20、2025—KB5070773 (OS Builds 26200.6901 and 26100.6901) Out-of-band - Microsoft Support

    October 20, 2025—KB5070773 (OS Builds 26200.6901 and 26100.6901) Out-of-band - Microsoft Support

復旧手段を喪失する不具合を修正

この不具合は、10月のセキュリティ更新プログラムをインストールした次のWindowsバージョンに影響する。

  • Windows 11バージョン25H2
  • Windows 11バージョン24H2
  • Windows Server 2025

不具合の影響を受けると、ブラックスクリーン(BSoD: Black Screen of Death)などの遭遇時に実行されるWindows回復環境(WinRE)において、キーボードおよびマウスの操作ができなくなる。ユーザーは回復操作を行えず、システムの起動に失敗する可能性がある。

Microsoftは10月17日に緊急で対策する方針を示し、このたび帯域外更新プログラム「KB5070773」を公開した。10月のセキュリティ更新プログラムは悪用済み脆弱性の修正などを含んでおり、すべてのWindows 11ユーザーにインストールが推奨されている。

そのため、この帯域外更新プログラムもすべてのWindows 11ユーザーに推奨となる。すでにWindows Updateを通じて更新プログラムが配信されており、確認とインストールが望まれている。