ソフトバンクは、企業や自治体の生成AI(人工知能)の導入を支援するサービス「生成AIパッケージ」の新機能として、音声を活用したAIエージェント「業務支援ツール」を開発。2026年1月をメドに提供開始する。
東京国際フォーラムで開催される金融業界向け展示会「FIT2025」(会期:10月9日〜10月10日)に、同社が開発中の「業務支援ツール」を出展し、展示・デモを実施。ほかにも、ソフトバンクが取り扱う各種AIツールを体験できるようにする。
近年、企業や自治体での生成AI活用が加速する一方で、生成AIの活用の仕方が分からず、導入しても活用しきれていない企業が増えているという。ソフトバンクが多くの企業の生成AI活用を支援する中で、営業活動で活用できるAIエージェントについての要望も寄せられているとのこと。
同社では、実際の会議音声を活用し、商談前から商談後に至るまでの営業活動を支援するAIエージェントの開発を進めている。今回の業務支援ツールは、ソフトバンクの「生成AIパッケージ」の拡張パックとして提供するもので、商談中の音声をリアルタイムでデータにすることで、営業担当者に必要な提案書や想定問答の作成、商談中の資料提示やヒアリング内容の自動記録、議事録の作成などをサポート。チャット形式のUI(ユーザーインタフェース)で指示する必要はない。AIエージェントが、“顧客と向き合うこと”に集中できる環境を実現する。
具体的には、商談の準備を行う「提案シナリオ/想定問答生成」や、商談時に使う「リアルタイム資料検索」、「ヒアリング情報の自動入力」、社内への報告や確認のための「議事録生成」、「持ち帰り事項の回答生成」、「報告書(日報・週報)生成・営業支援システム(SFA)への入力」といった6つの機能を装備。さらに、活用可能なデータを蓄積し、顧客に合わせた情報を営業担当者へ提示することも可能になるという。
ソフトバンクの生成AIパッケージは、「Azure OpenAI Service スターターパッケージ」として2023年5月に提供開始。セキュアなAzure OpenAI Serviceを活用し、セキュアな生成AI環境をパッケージとして提供することで、よりスムーズな生成AIの導入を支援している。
