SB C&Sは、バーチャルヒューマン技術を展開するAwwとディストリビューター契約を締結し、オンプレミス対応の対話型バーチャルヒューマン「ConvoHuman On-premises」を10月2日から取り扱い開始した。
顧客対応の現場では、限られた人員で高品質なサービスを維持することが課題として浮上。従来のチャットボットでは難しかった感情の機微への配慮や、ブランドの一貫性を保てるバーチャルヒューマンが、観光案内や金融・医療機関での受付業務、自治体の窓口窓口などで注目を集めている。
SB C&Sが新たに取り扱う「ConvoHuman On-premises」は、ユーザーがマイクに向かって話しかけると、音声を認識してテキストに変換し、問いかけに対してカスタマイズされた応答を生成。生成されたテキストを自然な音声に変換し、それに合わせた顔のアニメーション(口の動き)も自動生成できる。最終的に、バーチャルヒューマンはリアルタイムに描画され、ブラウザやサイネージに表示される仕組みだ。
さらに、別売のオンプレミス型LLM(Large Language Models、大規模言語モデル)製品と組み合わせることで、バーチャルヒューマンソフトウエアが変換したテキストをLLMに入力(プロンプト)として送信。LLMから返ってきた回答を音声化することで、自然な対話が行える対話型AIエージェントを実現する。
オンプレミス環境に対応し、金融・公共・医療機関や、官公庁、自治体、製造業といった機密性の高いデータを扱う業種、セキュリティ要件の厳しい企業・団体にも適するという。生成AIとの連携により、業務内容やニーズに応じた知識を学習し、バーチャルヒューマンによる対話を、より高度かつカスタマイズされたものへと強化。さらに、対応時間や言語の拡張により、顧客対応の品質を保ちつつ、人材を高付加価値業務へ振り向けることで、企業価値の向上にもつながるとしている。

