KLabがGPUサーバーの販売と販売したサーバーの運用受託サービスを開始

KLabと同社関連会社のBLOCKSMITHは9月24日、GPUサーバーの販売と、販売したサーバーを運用受託しGPUクラウドとして貸し出す事業を共同で開始することを発表した

KLabは今回のサービス開始に先立つ形で9月10日付でGPU AIクラウド事業としてKLab GPU AIクラウドサービスという名称で参入を表明済み。今回のサービスは、そうした流れに沿うものとなる。

同サービスで提供されるGPUサーバーは、中小企業庁の「中小企業経営強化税制」の対象設備に該当しており、条件を満たしていれば中小企業や個人事業主は、税制措置の特例として初年度に全額一括償却が可能とする。また、GPUサーバーの運用受託を活用することで、GPUサーバーの購入者はサーバーの運用、貸出先への営業、資金回収などのGPUクラウド事業に必要な一連の業務をKLabに委託しながらも、その収益をKLabから受け取ることができるようになる。

これらのサービスについてKLabでは、KLabにとってGPUクラウド事業への参入にあたって、初期投資の大きさが課題であったが、クラウド事業にサーバー販売事業と運用受託事業を組み合わせることで、サーバー販売による収益を得ながら、自己資金を用いることなくサーバーを調達でき、クラウド事業を効率的に拡大できるメリットがあると利用者にも自社にもメリットのある枠組みを説明する。

  • GPUサーバーの販売と購入企業からの運用委託のイメージ

    GPUサーバーの販売と購入企業からの運用委託のイメージ (出所:KLab)

なお、同社はすでに同事業専用のWebサイトも開設済みで、そこに記載されているNVIDIA製GPUサーバー「KLab QuettaCoreS L40S 8GPU」はAda Lovelaceアーキテクチャを採用したエンタープライズデータセンター運営向けのGPU「NVIDIA L40S」を8基搭載したモデルで、価格は2750万円としている。また、保守管理、運営および産出した計算資源の販売業務を委託した場合の想定事業収益は、GPUサーバー価格の3%を毎月の実際の計算資源販売収益の上限額(上限額は保証されるものではなく、この上限額を超えた計算資源販売収益は、KLabの販売代行手数料として差し引き)としているほか、購入したGPUサーバーは3年間の運用終了後にKLabもしくはBLOCKSMITHが中古市場相場に応じた価格で買取することが可能だとしている。