
デスク「夏休みも旅行需要が好調でインバウンドと相まって航空会社の業績は良かったね」
記者「ANAホールディングス(HD)も日本航空(JAL)も2025年4―6月期連結決算では売上高が共に過去最高を更新しました。インバウンド需要が国際線を支えた形です。ただ、懸念材料もあります。それが国内線です」
デスク「需要は堅調なのに?」
記者「まずコロナ禍で落ち込んだビジネス需要が戻っていないため単価が下がり、休暇期間以外の座席利用率が低いまま。国内の移動は新幹線に奪われている状態です。しかも、燃料や整備費などのコストは上昇しており、公租公課の減免や補助金の減少も響いています」
デスク「影響が大きいと」
記者「ええ。国内線の通期業績で見ればJALは『ギリギリ(営業)黒字に乗るか乗らないか』、ANAHDに至っては『赤字になると想定している』ほどです。手放しで喜べる状況にないのが現状です」