日本製鉄は9月1日、同社のGXスチール「NSCarbolex Neutral」が、住友商事が手掛けるスワロフスキー(Swarovski)の関西旗艦店「心斎橋 南船場3丁目プロジェクト」の鉄骨部材に採用されたと発表した。これにより温室効果ガス(GHG)排出量を従来比で約74パーセント削減できるとしている。

  • 「NSCarbolex Neutral」がSwarovski関西旗艦店の鉄骨部材に採用

    「NSCarbolex Neutral」がSwarovski関西旗艦店の鉄骨部材に採用

取り組みの概要

この物件は、各社のカーボンニュートラル推進や環境負荷低減の方針に基づき、建設段階でのGHG削減に取り組んでいる。その一環として、日本製鉄のH形鋼・ハイパービーム・鉄骨厚板および日鉄建材のロールコラムに「NSCarbolex Neutral」が採用された。

建屋の主要鉄骨部材のうち約65%を同製品が占め、日本製鉄の試算によれば、通常の鋼材を使用した場合と比べ、原材料調達から鉄鋼生産までのGHG排出量を約74%削減できるという。

日本製鉄、住友商事、スワロフスキーの3社は、それぞれの立場からカーボンニュートラル化を推進。日本製鉄はNSCarbolex Neutralの供給を通じて脱炭素化に貢献し、住友商事は2035年までにGHG排出量を50%以上削減する目標を掲げている。

また、スワロフスキーは2019年比で2024年までにScope1~3のGHG排出量を46%削減した実績を持ち、新店舗建設においてもサステナブルな材料の採用を進めているという。