日立システムズは8月27日、蓄積してきた業務ナレッジと生成AIを組み合わせ、さまざまな業種の固有業務を自動化し、フロントラインワーカーの生産性向上に寄与するアシスタントAIサービスの提供を開始すると発表した。

第1弾として、マイクロソフトのAIエージェントプラットフォーム「Azure AI Foundry Agent Service」を活用し、日立システムズが持つ生成AIユースケースを実装した「製造業向けアシスタントAI」の提供を開始する。

「製造業向けアシスタントAI」の特徴

「製造業向けアシスタントAI」は、製造業特有の業務(製品仕様に基づく対応可否判断、遵守すべき各種法令・項目確認など)の支援を行う。

同製品は直感的な操作で利用できるようなUI・UXで設計されているほか、製造業のフロントラインワーカーが、頻繁に行う業務をテンプレート化して標準搭載しているため、AIに指示を出すためのプロンプトを都度入力する必要がない。

ユーザーのクラウド上に生成AIが稼働する実行環境を構築するため、社内のデータやシステムとの連携が可能。これにより、顧客の業務のナレッジを生かして複雑な課題の解決をサポートする。

  • 「製造業向けアシスタントAI」の操作画面

    「製造業向けアシスタントAI」の操作画面

検討状況に合わせた提供体系

サービスの提供体系として、ユーザーの検討状況に合わせ、3つの導入支援パックが用意されている。

試行フェーズを対象とするスターターパックは、トライアル環境で、ユーザーの社内データを使った実践的なトライアル・レクチャーを実施する。

調査フェーズを対象とするアセスメントパックは、トライアル環境での実機操作を含めて、ユーザーのユースケースをどのように活用していくか具体的なイメージ化を図る。

本番検討フェーズを対象とするアドバンスパックは、ユーザー専用のAzure環境の構築を支援。業務に合わせた柔軟なカスタマイズや、新規機能開発を行う。