三菱UFJ銀行と野村総合研究所は8月19日、スキル情報を活用した人的資本経営の高度化と人事業務の効率化を目指し、AI技術を活用した新たなプラットフォームの構築に取り組むと発表した。
両社はNRIが開発した生成AIサービス「Talent Market Place」を用いて人材・業務マッチングの最適化に関する実証実験(PoC)を共同で実施した。
三菱UFJ銀行の人事異動・人材配置業務でPoCを実施
PoCでは、同行の人事異動・人材配置業務において、生成AIを活用した「行員のスキル」と「ポストに求められるスキル要件」の可視化、それらをベースとした人材検索・レコメンド機能の実用性を検証。
その結果、生成AIを活用することで、膨大なスキル情報をもとにした行員の検索および人事異動検討時のサポートを実現し、これまでよりも行員一人ひとりに適した人事運営ができる可能性を確認したという。
AIを活用して人事業務のを変革
PoCでは、同行独自のスキル定義を理解した生成AIが、行内に蓄積された膨大なテキストデータを解析。これにより、人事部が行員一人ひとりの強みや個性を的確に把握することをサポートし、人事運営上の検討・判断に多様な可能性を考慮することや、より本質的な議論にリソースを割くことが期待できる。
PoCで得られた成果を踏まえ、両者はAI技術を内包したシステムの共同開発を推進する。
